ニシノユキヒコの恋と冒険 (新潮文庫)/新潮社
¥529
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書店で見かけて

「ああ、映画にもなってたな」って思って購入

(映画、見てないけど・・・)


著者の川上弘美さんは、「センセイの鞄」を読んでファンになった

文章がとても丁寧で、優しくて、女性らしい


内容云々よりも、その文章に癒された気がした


最近、ライトノベル系を読んでいて

ストーリを追い求めて、書きなぐったような

そんな荒々しい文章ばかりだったので・・・


それは、それで、話の展開は楽しめるんだけど

まるで、TVでアニメを見てるみたいで


ここって、もう少し、別の言葉を使えばいいのに、とか

ここは、もっと丁寧に描けば、もっと感動するのに、とか

読んでいて、残念に思うことも度々


そんなことを、読者に心配させないのが

多分、本当の作家と呼ばれる人なんだと思う