4月からの3ヶ月ので5回の実習があった。
2回は特別支援学校の生徒に対しての就労支援プログラムを1年生と2年生に1回ずつ。
3回は認知症高齢者に対しての試行園芸。「試行園芸」とは園芸療法プログラムを組むために対象者の事を知るために行う園芸のこと。今回に関して具体的に何をしたかというと、1回目は花壇への花の植付け、2回目はフラワーアレンジ、3回目は押し花シールでうちわを彩るクラフト。
この「試行園芸」で知りたいのは対象者の健康状態はもちろん嗜好やリズム、置かれている現状、そして最も大切なのは対象者が何を望んでいるか。
健康に関しては医者や理学療法士、作業療法士がいて、日常生活のサポートは介護福祉士やヘルパーがいる。その中で園芸を通していかに対象者の希望を叶えられるか、いかに不満や不安を取り除けるかを模索するのが「試行園芸」だ。
「試行園芸」を通して知り得た情報をもとに何を目標にし、いかに達成するかをプログラムする。しかし、今回はデイケアに通って来られている対象者だったので、日常の目標や課題を知ることは難しかった。ただ、認知症の対象者に対してはベースの目標として”運動機会の創出による認知症進行の予防とADL(日常生活動作)の維持”と、”コミュニケーション機会の創出によるQOL(クオリティ・オブ・ライフ)の維持向上”が基本になる事は学んだ。