真面目に書き出そうと思うと案外かけないもんですな(^_^.)
特別なことがしたいんじゃなく、
当たり前のこと、楽しんで書いていきたいかな☆
そもそも狂言ってご存知でしょうか?
前にも簡単に書いた事ありますが、とってもわかりやすい喜劇なんです☆
そして、最近よく説明するときに使うのが
ありえない
ってことなんです。
狂言が成立したのは中世、室町時代なんです。
この時代は南北朝?戦乱の真っ只中、下克上、下のものが上をひっくり返し、百姓は飢饉で飢えに苦しむ時代です。
そんな時代に、喜劇を作るんですよ。
そして、内容は主従物や百姓、坊主を扱ったもの、あとはまだ鬼なんかが信じられていたためそゆのも多々あります。地獄の閻魔様なんかも出てくるんです
でも、どの役にも言えるのはどこか憎めない愛らしさをもってるんですね☆
主従ものは、主人や大名が家来の太郎冠者に命じてお使いにいかせたりしますが、太郎冠者は行くのが嫌でなんとかごまかせないかと悪知恵・・・まあ、浅知恵なんだけど働かせます。
「しびり」という狂言があります。
今晩お客さんが来るから酒の肴買ってこいって言われ、行くのが嫌な太郎冠者は考えたあげくに足がしびれたからいけませんっつって・・・
そのしびりは親が兄たちへ宝物や家宝を譲ったけど、自分は末っ子だから血もあまりもらえずしびりを譲られたとかいうわけのわからんこと言って
主人はすぐに仮病ってわかるんですわ。だから、今宴会に誘われたけど、お前は足が立たないだろうから留守しなさいっていうと、行きたい太郎冠者はこんなしびりはちょっと祈ったらすぐ治るっつって
もう結膜はわかりますよね。立った太郎冠者はお使いに行くよう言われ・・・(^^♪
私の初舞台の曲です☆
お堂の屋根にある鬼瓦をみて故郷の奥さんのことを思い出して泣くものや、奥さんに鎌をもっておいかけられる演目もあります(^_^.)
狂言に出てくる女の人は怖い女性が多いんですが、いつの時代も強いのは女性です☆
閻魔様も出てくるといいましたが、これまた情けない閻魔様で地獄で待っててもみんなお経を唱えて極楽へ行って地獄は飢餓に苦しむから六道の辻(地獄と極楽の分かれ道)まで行って極楽へ行こうとするやつを食べようと思うんだけど、そこに来るのは強者ばかりで、やり込められるみたいな(^_^.)
こうやって文章で説明してもうまく伝わらないから、舞台をみていただきたいのだけど、とにかく、ありえない内容ばかりなんです☆