久しぶりにモタスポの話題。



今年もル・マン24時間が終りました。



結果は、、、

ブログのタイトル通りです・・・


愕然・・・



ポルシェ大好きな私からすれば・・・


ポルシェが勝った!

って、なかなか手放しでは喜べる情況ではないんですよね・・・今年のル・マン。



いや…レースなんだから、何時間後でも何キロ先でもトップでチェッカーを受けた者が勝者なわけでして、結果として“過程”は関係ないんですよね。


しかし、その“過程“にドラマがあるのが事実。




今年のル・マンは打倒ポルシェ&アウディを誓ったトヨタが主役だったのは間違いない。


去年は一貴くんが予選で偉業を成し遂げ、ポールポジションを獲得。

しかし勝てなかった・・・



が、今年は違った。


トヨタが主役。


接戦ではあるものの、トップを快走。



残り時間1時間。
もはや、トヨタの悲願の初優勝は目前。

残り30分…残り15分…

ドライバーは一貴くん。



私も、「今年はトヨタが勝ったか~」と。


ポルシェファンの私も、やはり日本のメーカーが勝つとなると嬉しいもの。

アウディが勝つくらいならトヨタに勝ってもらいたい…なんて、下世話な思いが頭をよぎるのもモタスポファンならではの贔屓。



残り5分。
『No power!No power!』

一貴くんからピットへの悲痛な叫び・・・


残り3分。
ユルユルと止まるトヨタ5号車。



残り3分といえば、ラスト1周の時間。




トップチェッカーを受けたのはポルシェ2号車。




目頭を押さえるトヨタ陣営と歓喜に溢れるポルシェ陣営。


24時間もの長いレースなのに、たった残り3分で勝敗が決まる。



これがレース。
これもレース。



タラレバが許されないレースの世界では、ポルシェが勝つ運命だったのだ。


そして、“勝ちかた”を知っているのもポルシェなのだ。


その証拠に、ル・マン勝利数2位のアウディですら、復活を遂げたポルシェを止める事が出来ないのだ。



それでも、あと1周。

これだけ劇的な展開はなかなかないと思う。

もちろん他のカテゴリーでもラスト1周でストップなんて事はよくある事。

が、24時間の耐久レースで…となるとね・・・





トヨタ陣営の心中を察すると胸が痛いですね・・・




さて、、、

“耐久王ポルシェ”


ル・マンでの優勝回数を18回と記録を更新しました。




シルエットフォーミュラー(グループ5)時代に圧倒的な速さと強さを見せた“935”



プロトタイプカー(グループC時代)の“バケモノ”と呼ばれた“956”


ポルシェの耐久マシンといえば、上の2台を思い出します。


そして現在、、、
ハイブリッド(LMP-1)の“919ハイブリッド”は935や956のような圧倒的な強さを維持する事が出来るんでしょうか。



ル・マンは終りましたが、今年の耐久選手権はまだまだ続きます。




ここからが本当の正念場となるトヨタ。

虎視眈々と牙城を崩そうとする対抗馬のアウディ。

王者ポルシェの止まらない進化。







楽しみにで仕方ありません‼