母が癌確定前の検査入院の時から毎日祈りました。

お爺ちゃんお婆ちゃんが、母を連れて行くわけない。守ってね、守ってねと。

どうか癌じゃありませんように。

それでも癌確定されました。


抗がん剤治療が始まってからも毎日祈りました。

薬が効いて癌細胞が小さくなくなりますように。母と父がずっと一緒にいられますように。

それでも抗がん剤は効いてくれませんでした。


生きていて、こんな辛い事があるんだろうか。

母の気持ちを思っても、父の気持ちを思っても辛いです。


何も願いは届かず。

ただ辛かっただけ。


今願うのは、

母の残りの時間は、痛みも辛さもなく穏やかであってほしい。

最期は、母のお父さん、お母さんが迎えに来てたくさんの愛に包まれて眠ってほしい。

苦しむ事も悲しむ事もなく、穏やかに。

それだけです。


退院後、母は一日のほとんどを眠って過ごしています。

スマホは入院時から一切見ていません。

テレビも見る気力もないようです。

薬を飲むことが精一杯。

食事は11月下旬からとれていません。

お手洗いは何とか歩いていけますが、父が支えてフラフラしながら、、

目を開けてと言うと、開いてくれます。

意思疎通もできます。


母の命はあとどのくらいあるんだろう。


インスタを開いたら、友達がお母さんのお誕生日にアフタヌーンティー🫖をしているストーリーズ

をあげていました。

私もお母さんとやりたい事たくさんあるし、もっともっと一緒にいたい。


どうして私のお母さんは病気になってしまったんだろう。

いつも家族や人のために頑張っていたお母さんなのに、どうしてお母さんなんだろう。

もっと他にいるじゃん、、

悔しくて辛くてどうする事も出来なくて、、、

頑張って生きていただけなのに、病気になり、頑張って抗がん剤やっても効果がなくて。


ただ運が悪い人みたいな。。

悲しい。

豊かで愛に溢れた暮らしをしていたのに。

このままずっと続くと思っていたのに。


母は何も言わないし、私の前で泣いたりしないけど、辛くて怖くて悲しいはず。でも命がある限り戦うしかなくて。あんなに痩せ細ってしまって、生きたいとも死にたいとも思えていなそう。もう無気力で。


本当は病気になるお母さんには出会いたくなかったし、見たくなかった。

ずっとずっと元気で明るくておしゃべりなお母さんでいてほしかった。

でも大好きなお母さん。

大好きな大好きなお母さん。


また明日会いに行くね。