母は、12/5から入院しています。
12/1の診察の際、癌が胆管の根本あたりに広がっているため、胆管の様子をみるために内視鏡を入れるとのことでした。
父が母に聞いた話では、前回入れた金属ステントが欠けていたとか?!そんなことあるのかな。直接医師に聞いたわけじゃないから正しいことは分からないけれど、おそらくステントや胆管に何か異常があったから入院になったのだと思います。
母は相変わらずほとんど何も食べられていないそうです。
もう2週間位な気がします。。
食べないから体力もどんどんなくなり、ベッドから起き上がるのもやっとだと父が言っていました。
6月の入院の時はまだ面会NGで家族としてはすごくモヤモヤした気持ちでしたが、今回から面会も可能となり父が毎日行ってくれています。
様子が分かって、母に会えるだけでも以前の入院よりも落ち着いた気持ちで過ごせます。
でも、このまま食欲が戻らないとどんどん弱っていく一方でそれが本当に心配です。。
母はラインを見る元気もないのか、昨日のお昼から既読がつきません。
今日もベッドでゴロゴロしているだけであり、とにかく怠さと痛みで落ち着いて眠ることも出来ないそうです。ただただ、ベッドで耐えているのかな。
病気になるって、こんな辛くて我慢をすることなんだと初めて分かりました。
祖父は二人とも癌で亡くなりましたが、当時10歳、22歳だった私はあまり実感がなく自分ごととして捉えられていませんでした。。
祖父をみていた祖母も辛かっただろうな。。
いつか母が居なくなってしまうことを、こうして少しずつ時間をかけて受け入れる準備をしているんだなと思うことがあります。
病気になったばかりは、抗がん剤が効いてどんどん腫瘍が小さくなることを願っていましたが、それが叶わなかったと分かり、もう現実を受け入れないといけないのかな、と思う事があります。
一方で、なぜ母がこんな目にあうのだろうと怒りや辛さで涙が溢れることもあり。。
私のお母さんは、元気で明るくておしゃべりで、はつらつとしていて、私たち子供や孫にたくさんたくさん愛情を注ぐ人でした。
そんなお母さんにまた戻ってほしい。
入院中、父と毎日電話やラインをしています。
父は年齢よりも見た目も若く、とても健康です。
ありがたいことに経済的にも恵まれていて老後のお金の心配もありません。
でも、ただの72歳です。いつか母が居なくなってしまったら、自分の生活に不安があると思うし、すごく寂しいしすごく辛いのは私と同じなので、私が守って支えたい、力になりたいと思っています。
私は、毎日父と話して連絡取り合って、出来るだけ会いに行って楽しく過ごす。それだけしか出来ません。
母には土曜日会いに行きます。
少しでも食べられて体力が回復しますように。
また穏やかな日常生活が送れますように。
それだけが今の願いです。