椎名林檎の新しいアルバムが今日リリースになりました。




20年来のファンとして嬉しい限りです。

しばらくヘビーローテーションになりそうです。


アルバムタイトルにもなっている放生会、仏教の儀式の一つで、金魚をリリースしたりする慈悲の行ですが、アルバム的には彼女の地元福岡のお祭りから来ているのかな?


以前、ありがたいご縁によって放生会作法のお次第を授けて頂いたことを思い出します。

思いがけずで、本当に有難く嬉しかったことを覚えています。


しかし当時も今も伝授を乞うことができる立場に無く、とても申し訳ない状態が続いていることが悔やまれます。


次第は持っていても資格無くして実行することは許されないものです。

しかし次第が手元にあるということは、いつか他人の為にそれを使うべき時が、もしかしたらあるということではないかと思わなくもないのです。

実はそんな感じで、縁あって次第があるけれど修せない(中身も見れない)なんていうものがいくつかあります。


そんなわけで林檎ちゃんの新アルバムの発売が、今後の自分の修行をどうしていくか、自分は何になって何をしたいのかを再度自問自答する機会になってきました。

昔は盲目的だった自分も慎重になり、立場も変わり、年齢も重ねてきました。

丁度節目のタイミング、今一度一行者としての覚悟が問われているところなのかもしれません。