認知行動療法の「行動」へのアプローチ法 | みっきぃーのメンタルケアルーム

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前回は認知行動療法の

特徴についてまとめていきました

 

今回は、

認知行動療法のおもな種類のうち

行動へのアプローチについて

まとめていきたいと思います

 

今回も参考にするのは

こちらの本です

 

 

 

では、認知行動療法の

行動療法で主に用いられる

代表的な方法について

まとめていきたいと思いますが

 

ここで紹介されているのは

⑴エクスポージャー法

⑵リラクセーション法

⑶呼吸法

⑷バイオフィールドバック法

⑸その他の治療法

の5つでした

 

ここからは1つずつ

まとめていきたいと思います

 

⑴エクスポージャー法

➡️苦手な対象に徐々に慣らし、

    不安感、恐怖感を減らす

 

これは不安や恐怖を感じる状況に

あえて近づくことで、不安や恐怖を

軽減していく治療法だそうです

 

⑵リラクセーション法

➡️体の緊張を解き、緊張感や

    不安感などをやわらげる

 

これは筋肉の緊張をゆるめる

「漸進的筋弛緩法」

自律神経系の興奮をおさえる

「自律訓練法」など

体をリラックス状態に導くことにより、

心の緊張や不安を軽減する方法です

 

⑶呼吸法

➡️ゆったりした腹式呼吸で

    心身をリラックスさせる

 

これは先ほどの

「漸進的筋弛緩法」や

「自律訓練法」と並ぶほど、

代表的なリラクセーション法だそうで

不安や緊張を感じた時に、

腹式呼吸でゆったりと深い呼吸をすると

気分が落ち着いてくるという方法です

 

⑷バイオフィールドバック法

➡️自律神経系の身体反応を自分で

     コントロールする

 

これは緊張や不安を感じると

体温や発汗量などに変化があるのですが

その生理的反応の変化は自分では

気付きにくいので

機械を使って確認しながら

反応を自分でコントロールする治療法です

 

⑸その他の治療法

➡️学習理論を応用した方法が多くある

 

⑴〜⑷の方法以外にも

他者の行動を見聞きしてマネする

「モデリング法」

子どもなどを対象にした

「正の強化法」

行動の難易度を

徐々に上げながら目標とする

行動ができるようにする

「シェイピング法」など

認知行動療法にはあるようですが

これらは単独で行うよりも

複数の技法を組み合わせて

行う方法のようです

 

以上のように

行動に対する色々な

アプローチ法があるようですが

個人的には呼吸法

いつでも、どこでも行えるので

気持ちを落ち着かせる時

イライラが止まらない時には

その感情に突き進み続ける前に

行なっていきたいと思っています‼️