自動思考とスキーマとは? | みっきぃーのメンタルケアルーム

みっきぃーのメンタルケアルーム

日々を心地よく、幸せに生きていくには、メンタルケアが大事。ここではメンタルケアに役立つ情報を発信していきます

今回もこちらの本

 

 

からの学びを

書いていきたいと思います

(ページ数は22〜23)

 

今回は

前回まとめた非適応的認知を

適応的認知に変えていくための

トレーニングについて

書いていきたいと思います

 

この適応的認知にしていく上で

まずはこの「認知」というものを

分解してみたいと思います

 

認知には

2つの構造があり

 

まず1つ目が私たちが日頃から

パッと瞬時に沸き起こる思考や

イメージのことを指す自動思考

 

そして2つ目はその自動思考よりも

深いところにある『スキーマ』と

呼ばれるものがあるそうです

 

1つ目の『自動思考』ですが

本書の例によると

例えば、廊下で上司とすれ違った時

挨拶してもらえなかった場面で

「上司に嫌われた」と捉える人もいれば

「忙しくて気付かなかったのかな」と

捉える人もいるように

 

1つの出来事に対して

その瞬間パッと思い浮かぶ考えが

自動思考』と呼ばれるもの

だそうです

 

この『自動思考』は

気分や行動、体調にも

影響を及ぼすもので

前者のような捉え方だと

抑うつ状態になったり、

翌朝会社に行くのが憂鬱で、

体が重いや胃が痛いなどの

症状が出ることもあるでしょう

 

それほどの影響力があるのが

この『自動思考』だとすれば

この自動思考を

楽な方へ捉えられると

良いといえます

 

なので、認知行動療法では

まず、この『自動思考』を

適応的な自動思考に変える

トレーニングを行うそうです

 

そしてこの『自動思考』の

元になっているのは、

その人の基本的な人生観や価値観、

信念ともいえるものを

スキーマ』と呼ぶそうです

 

この『スキーマ』が生まれながらの

性質や過去の経験が影響しているので

なかなか簡単には変えられないもの

だそうです

 

なので、先ほど述べたように

先に『自動思考』を変える

トレーニングから取り組んで

『スキーマ』を変えるトレーニングに

挑戦する流れが良いようです

 

なので、まずは瞬間に浮かんだ

感情をそのまま引きづらないことを

意識して行動できる人に

なれたらいいなと思いました

 

次回は、新しい認知を

行動に移してどうだったか

検証するについて

書いていきたいと思います