前回の続きです。
前回説明不足でしたが、ショパンコンクールには課題曲があり、二次予選や三次予選は課題曲以外に時間が残っていれば何を弾いてもいい(ショパンであれば)というシステムになっています。
ということで、その、残り時間の部分でガチじゃない曲😅を入れてくれるととっても嬉しくてニコニコしちゃうんです。
前回も反田恭平さんが、
♪ラルゴ(神よ、ポーランドをお守りください)という曲を弾いて話題になりましたね。
反田さんがワルシャワにある音の出るベンチから流れてくるその曲を聴いて弾きたいと思った曲。
ショパンの遺作集に出ていますが、誰もコンクールで弾こうなどとは思わないであろう、短くて弾きやすい曲。でもとても心に響く曲だということを、反田さんが世の中に示してくださいました。
今回のコンクールでも、パヴラックさん(前回のブログに書いた方)の他にも弾きやすいテクニックやや易しめの曲を素敵に弾いてくださった方がいました。
3位に入賞されたズートン・ワンさん!
白いジャケットがトレードマークの涼やかな印象の女性です(私はずっと「ワンねーさん👩」と呼んでました!)。
ソナタ賞を受賞されたのでもちろん大曲も素晴らしいのですが、2曲、私の好きな小品を弾いてくれたので、それだけでもう、ファンになっちゃいました💕
有名曲ではないので、簡単にご紹介しますね。
♪3つのエコセーズ
とても短い1、2ページの曲3つでできています。
昔からこの曲は大好きで、生徒さんに発表会の曲としてオススメすることもあるのですが…まだ弾いてくれた人はいません😭
跳躍が多いので一見手強いと思うかもしれませんが、初級レベルの方でも挑戦できる曲だと思います。
♪ノクターン 4番 op.15-1
これは、最近好きになった曲✨
↓このブログに書いた曲です。
激しい中間部は少し難しいですが、究極に美しい前後半は弾きやすいです。
いずれも3、4分の愛すべき小品たちです😊
ズートン・ワンさんの演奏もぜひYouTubeのアーカイブで聴いてみてくださいね。二次予選です。
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