あまり弱すぎるレーザーだと、皮膚の表皮にあるメラニン色素にレーザーはすべて吸収され、奥まで届かないのです。表皮のメラニンには吸収されないけれど、奥の毛根周囲のメラニンにだけ吸収される、そんなレーザーを選ばなくては脱毛はできません。
さまざまなテストが繰り返された結果、ウェルマン研究室ではアレキサンドライトレーザーがちょうど良いレーザーとして選ばれました。レーザーは休止期の毛乳頭(白色)には反応しませんが、成長期の毛根・毛乳頭(黒色)に反応します。この黒色のメラニン色素がある成長期に脱毛を行うことで効果を発揮します。医療用レーザーで脱毛できることは確かで、すでにアメリカではレーザー脱毛が主流になってきています。