わたしの母の味、は、とにかく、うーっすぅー。です。
薄いんです。出汁も塩分も。
昔は食べることが嫌いで、夫婦喧嘩など、食卓を囲む空気も嫌でしたが、味もわたし好みではありませんでした。
あるとき、あんまりご飯を食べないわたしを見かねて、母が白ごはんに、醤油をかける?。と聞いてきました。わたしは、うん、と答えました。
そのとき食べた醤油かけご飯の美味しいこと美味しいこと。
次の日もかけたい、と言うと、母の機嫌は悪くなりました。
なので、わたしは白ごはんに醤油をかけることはいけないことなのだ、と思い、これ以降白ごはんに醤油をかけたいとは言えませんでした。
TKGですら、20歳くらいでデビューしました。
卵かけご飯、ですね。
話は変わって、ぴこたんのことです。
ぴこたん、偏食で、野菜一切食べません。今でも大人と別の食事用意してます。
それでも、好きなものだけ食べて、身体の大きさは標準以上。
親のエゴを押し付けて、本人が美味しくないと感じるご飯を食べさせるよりも、本人が食べたいものを美味しく召し上がってもらえればと思って、朝は1番にいちごから。おかわりといえばいちごのおかわりを出せるように準備しています。
そのあと、パンかご飯。夜は主食は2種類準備して食べたい方を…。
はっきり言って贅沢です。気持ちとお金にある程度余裕がないとできません。
でも、それを続けてきて、ぴこたんは身体は標準以上、なんなら標準の上澄み5%に入ってると思います。
結果オーライです。
わたしが食べたくないものを食べなさいと言われる環境で育ち、ぴこたんは食べたいものを食べたいだけという環境を出来る限りでしたが、続けた結果が今でていると、そう感じています。
親を批判するつもりもありませんが、自己満足?(味は薄い方が身体にいいはず,とか味置き去りで素材にこだわったり)は子供には通用しないっていうことかな、と。