一周忌の日、母はとてもしっかりしていました。
もちろん、
なんどもお布施のことを聞いてきたり、
お賽銭のための小銭があるかをなんども確認したり、(こちらの方ではお葬式の時とか、法事の時にお仏壇にお賽銭をあげるみたいです。)
N庵に夕食はいらないと連絡したかどうかをなんども聞いてきたりはしましたが、
みんなの前で疲れたそぶりは見せなかったし、
お店までの長い道のりを不満も言わずに歩いたし、
和尚さんと初対面な母の弟夫婦を紹介することも忘れませんでした‼️
(私は忘れていた)
そして、次の日、
昨日、一周忌をやったことをちゃんと覚えていた‼️
覚えていて、弟夫婦にお礼の電話をかけていた‼️
何度も‼️💦💦💦
…一周忌のことは覚えているけど、
お礼の電話を、今さっきかけたことは忘れちゃうみたい
あ、またかけてる‼️
って何度も思ったけど、
弟夫婦は、認知症のおばあちゃんを看取ったひとたちなので、わかってくれるだろうと思い、ほっときました
初盆の時は
午前中に和尚さんがうちにきてくれてお経を読んでくださったのだけど、
母と兄と和尚さんの3人でササっと終わったからか、
母はその日の午後にはもう
「初盆はどげんしたらよかとやか?」
って電話をかけてきた
一周忌はたくさん人が来てくれて、はじめての人を紹介したり、お寺のあとお店に行ってお食事会したり、子どもたちが騒いだり、お料理がたくさんでてきたりお酒を飲んだり、いろいろ楽しかったから、イベントだった、ってかんじで、覚えていたのかな…❓❓
謎……
それと、
一周忌の時あれだけ歩いてたから、
歩くの大丈夫だと思って、喪服を出すのにクリーニング屋さんまで一緒に行こうと誘ったら、ほんの50mくらいのところで
「やっぱり歩ききらんけん、帰るね」
だって
楽しいことは頑張れるけど、
面倒なことは頑張れない
……ってことですかな