この前電話がかかってきたYさんが、今日、うちにみえました。
父にもお世話になったので、お参りしたい、とのことでした。
隣に住んでいる息子さんが病院に車で行くので、行きがけに送ってくれて、帰りがけに迎えに来てくれるとのことです。
Yさんはとても優しそうな方でした。
父のお仏壇に手を合わせたあと、しばらく母とおしゃべりしていました。
私はわざと台所にいましたが、母が失礼なことを言わないかと、聞こえてくる2人の会話にドキドキしていました。
Yさんは、とても優しく、何度も同じ質問に答えてくださっていました。
Yさんと母は高校からのお付き合いで、
母の性格も、ここ数年の変化もすっかり理解してくださっていて、心配は無用でした。
何しろ優しい方
しばらくすると、母が洗濯をはじめました
お客様がいるのに…と気をもみましたが、Yさんは自然なかんじ。
それでは私がおしゃべりしてもいいかなあ…と思い、同じテーブルにつきました。
Yさんも、母との会話ではよくわからなかった父の最後の様子などを聞きたい様子でした。
話し始めて思ったのですが、Yさんは優しいだけでなく、とても聞き上手
それに感覚が若い。
聞けば、隣に住む息子さんのお嫁さんとも仲が良く、お嫁さんは実のお母さんよりもYさんとの方がよくおしゃべりするとのこと
3人のお孫さんの出産のときも、実家に帰らず、Yさんにお手伝いをお願いしたそうです。
お孫さんたちもYさんにいろいろな話をしてくれるそうで、時には親には言えない進路の悩みをYさんにうちあけ、Yさんはお嫁さんにそれをうまく伝えて、お孫さんの望む形に進めたのだそうです
なんて素晴らしいおばあちゃん
ご主人を20年前に亡くし、うちの両親を羨ましく見ていたと言われましたが、なんの、Yさんも息子さん一家と素晴らしい絆を築いていらっしゃるじゃないですか
母は本当に素敵なお友達を持っているんだなあ…
幸せだなあ…
と思いました。
そして私は、Yさんのようなおばあちゃんになりたいなあ、と思ったのでした