思えば、お葬式から四十九日が終わるまでは、毎週お坊さんが来てお経をあげてくださり、お布施を渡す、という非日常の行事が毎週あり、
認知症の母にとっては結構きつかったかもしれません。

本人なりに、お坊さんに失礼があってはいけないと気を張りますが、お布施やお茶の用意をするといった具体的なことが、よくわからないようでした。

いろいろ用意しなきゃいけないのはわかっているけれど、何をするのかがわからない。

なんだかわからないけれど、いろいろ心配する。
ちゃんと用意をしていても忘れてしまって、「用意しなきゃ」って焦ってる。

そんな母の様子が視界に入ることに疲れてしまい、私は食事のとき以外はほとんど二階に避難していました。

二階があってよかった🍀