ひとり娘の両親介護日記

ひとり娘の両親介護日記

アラフィフひとり娘。3年間の両親自宅介護生活とその後を綴ります。

2022年の1月の末、お腹周りに湿疹ができていた姉が発熱。

コロナの疑いがあるため、発熱外来で検査を受ける。陰性だったため、

一旦家に帰って様子を見る。やはり熱は下がらず、ようやっと自力で

歩けるような状態だったので、再び病院へ。再びコロナは陰性。そこで

詳しく診てもらい、腎盂炎の疑いということで点滴治療をすることに。

 

本来なら入院して治療らしいのだが、姉はコロナ感染を心配しており、

通院での点滴治療を希望したらしい。しかしその後も状況はあまり回復せず。

数回の点滴治療をした後に、お腹周りの湿疹の話が出た。そこの病院には

皮膚科がなかったため、紹介状を持って総合病院へ。そこですぐに入院と

なってしまった。ここで姉が免疫系の病気だったことがようやく判明したのだ。

 

 今にして思えば、発熱からコロナ疑いから始まり、ずいぶんと時間をロスして

いたな、と。2月上旬、総合病院に入院した姉は、ステロイド剤を投与して

治療することになった。

 

 私は母の介護をしながら、今度は姉の入院に必要なものを何度も届けに行き、

なかなか忙しい日々を過ごしていた。姉の旦那さんでは分からないであろう、

下着やら細々したものを買い揃えて届ける。面会はできないので、受付で

渡してもらうだけだった。

 

 姉の免疫系の病気は、指定難病とされているもの。保健所にも色々と手続き

が必要になってくる。入院してすぐにステロイド剤投与の治療が始まった。

メキメキと効いてきたようで、熱がすっかり下がったらしい。電話の声も

明るく元気な様子。3週間くらいで退院できるとの話だった。指定難病なので

今後も継続的な治療が必要になるようだったが、姉は病気と付き合っていく

しかないね、と前向きな様子。しばらく続いた体調不良だったので、病名が

ハッキリ分かり、治療の経過が見えてきたので、ホッとしていたのだろう。