＜市民の広場•宣言文＞

☆地域の魅力と風合の薫る場所☆

六本柱がりりしく空に向かって伸びています。うららかな日だまりには柔らかい土と季節の花々、子供も大人も思いをこめて作った陶板が足元に緑の風が広場に

吹きわたります。

多くの人々や樣々な団体の地域を考える

叡智とまちを深く慈しむ心とを集めて

2003年4月、歴史の魅力の深い　この地は宮前三八市広場として生まれ変わりました。ここは、中心市街地のみにとどまらない一宮地域のカナメとなる場所です。地域の「へそ」ともいうべきこの場所は、地域が健やかに育つために人々が活動し、表現し、子供達の顔が輝き大人達の微笑みがこぼれる場所。人々は日々なにげなく立ち寄り、休んだり、遊んだり、時折ここは音楽や芝居、作品展示など多様な人々の表現の場所、人々は表現を通してひとりひとりの内側の生命をふくらませ、まわりの人々の心にワクワクやシミジミを届けます。ここはお金もうけをする場所ではありませんが、かっての三八市のような賑わいが生まれるなら、ここに集う人々は幸せになれるでしょう。人々は街の明日の為に表現と賑わいを分かちあい、この地で様々な文化を創り、地域の内なる力をかけてふくらせます。

木曽川に連なる豊かな大地、街の興りともなった門前市、この地の隆盛を築いた産業、人々の思いと知恵を掘り起こし、気づきを動きに変え、豊かな時間が永久に続くよう、この場所は肩の力を抜いて常に活動します。夢と技とがこの場所で結びつき繋がりあい、様々な人々の間に相互支援と相互敬愛の志が育まれます、

敬愛を育むのは開かれた、楽しい活動です。相互敬愛のある未来社会が今、足元の広場から始まっています。

2003年4月12日。

(宮前三八広場の市民の広場•宣言文）より！