最近、思うことがあります。
あれだけ分析して、考えに考え抜いて申し込んだ抽選。それでも、何ひとつ報われない。もう自分は「ライブには行くな」と言われているような気がして、それと同時に、ライブというもの自体についても考え直し始めました。
ライブに行き始めて、もう15年。落選を機に、ここ数年、自分の中でライブが「義務」になり始めていたことに気づきました。実際に足を運んでも、「お初が聴けたか」「セットリストはどうだったか」、それだけを確認するために行っているようで、純粋にその場の空気や時間を楽しめていなかったように思います。
あの頃のワクワクやキラキラは、もうありません。何事にも通じることですが、悲しいかな、慣れてしまうと人は鈍感になってしまうのでしょう。
何より、一番好きなアーティストのライブに行けない。「抽選」という、自分ではまったくコントロールできない環境に置かれ、感情をすり減らしていく。それでは、元も子もありません。
そのアーティストの曲が好きで、実際にライブに行き、楽しい人生を送れていました。けれど、システムが変わり、行きたいようにライブに行けなくなった。同じファンである叔母と感動を共有することもできなくなり、次第に「ファンでいること」が辛いと感じるようになりました。
こんな状況では、もう潮時なのではないか… そう思います。ここ数年は、ツアーが開催されても素直に喜べません。これ以上、毎週のように辛い思いをするのは嫌で、とにかく今は、ファンでいること自体が苦しい。ライブに行けないとアルバムを聴く気にもなれず、何に対してもモチベーションが湧きません。
来年の海外移住は、とても良いタイミングだと思っています。物理的に距離を置けば、「当たらない」ことが当たり前になる。外れても「仕方ない」と思えるし、万が一当たったとしても、航空券を取るなど、現実的なハードルが生まれます。
そうやって「ライブ」というものから距離を置けば、今感じている義務感や、コントロールできない状況から離れることができる。今の自分には、それしかできません。
自分は、コントロールできるものが身の回りにないと強いストレスを感じてしまいます。これだけ努力しても報われないこと。一つのシステムに振り回され続けること。この国に住んでいると、そんなことばかりで、もううんざりです。こんな毎日に、心底嫌気が差しています。
だからこそ、距離を置くしかないのだと思います。悲しいけれど、今はそうするしかない。