テレビの歯磨き粉のCMなどを見ていると、「虫歯」のための歯磨き粉だけではなく「歯周病」のための歯磨き粉が多く存在していることが分かります。ただ、この歯周病というのは、虫歯に比べると初期の自覚症状がないものであるため、自分にとっては関係がないものだと考えている方も少なくありません。子供にとっては、まだ、あまりリスクの高いものではありませんが、親世代にとっては十分関係があるものです。ここでは、「歯周病のリスク」と、「治療」について紹介します。
■歯周病の進行
まず、歯周病というのがどのような病気であるのか、その進行段階から紹介していきます。歯周病の最初の段階は、「歯茎の腫れ」です。歯茎は通常淡いピンク色をしているものですが、歯周病の初期段階になっていると赤みが強くなります。特に何もしなければ痛みを生じることはないものの、強く歯磨きをした場合などに痛みが生じたり、出血を伴ったりします。子供でもこの段階になることはあります。
歯周病の初期段階で治療を行わず、そのまま進行を許してしまうと、徐々に歯肉の炎症が進んでいきます。子供の場合にはまだ代謝のスピードが速いため、この進行段階にまで至ることは多くありません。しかし、大人の場合には代謝が追いつかず、ダメージが蓄積しやすくなるため、30代頃からこの段階に進みやすくなります。
歯周病が極めて悪化すると、炎症が歯肉から歯を支えている顎骨へと至ります。こうなると顎骨を融解するようになってしまい、歯を支えられなくなり、抜けてしまう可能性があります。
これは生きている歯だけではなく、インプラントの歯などに対しても影響を及ぼします。インプラントは顎の骨に対して埋め込みをしているため、ここが揺らぐと維持できなくなるためより注意が必要です。
■歯周病の治療と対策
それでは、歯周病の治療と対策のためにはどのような方法があるのでしょうか。第一に重要なのは歯磨きをしっかり行い、口腔内に汚れが残らなくすることです。食べかすなどの汚れを栄養として歯周病菌は活発に活動することになるためです。
しかし、自分だけの歯磨きでは、なかなか汚れを取り切る事ができない場合もあります。そういった場合には歯医者でクリーニングをしてもらったり、定期的に確認をしてもらったりして「歯周病」になっていないことをチェックする必要があります。
歯周病はともすれば多くの歯を失ってしまうことにつながる恐ろしい病気です。用賀の歯医者で早めの検診を心がけておきましょう。