6月25日(水)都市対抗予選第6代表決定トーナメント3回戦(JR第5戦)JR東海対東海理化は、先発メンバーを入れ替えたJRの戦略が奏功、先行・中押ししたJRが4対3で逃げ切り勝利した。
勝利の立役者は、不後投手と須永捕手の若手バッテリーだ。
不後は持ち前の制球力を発揮し6回2/3を3安打2失点の好投。ストレートは最速146キロを計測。
須永は先制ソロホームランに送りバント、安打、四球と全打席で貢献。先発起用の期待に見事応えた。
初先発した8番佐々木内野手と9番吉田隼外野手も結果を残した。3対2と1点差に迫られた7回ウラ、先頭打者佐々木が中前安打で出塁、吉田隼がこの日2つ目の送りバントを決め、二死から3番三村外野手の中前タイムリーで佐々木が生還、4点目をあげた。これが決勝点となった。
不後のあと継投した喜久川投手は5安打1失点と苦しんだが、ピンチの場面でもあわてることなく凌いだ。
苦手としてきた理化先発池田大投手から4回6安打3得点したJR打線が代表権獲得までの残り2試合で更に火を吹き勝利をたぐり寄せる。
先発した不後、須永の若手バッテリー
2回ウラ二死から左越えソロホームランを放ち次打者吉田有主将とハイタッチする6番須永
2回ウラ一走佐々木を送りバントで進塁させる9番吉田隼
9回表一死1・2塁のピンチでマウンドに集まる内野手と外野守備固めの変更を申告する井上監督