10日のミキハウスとのオープン戦(3対4で敗戦)を追加報告する。

先発投手は、JR川本、ミキハウス藤井(日本生命から補強)。両者とも右サイドスローで、変化球と直球をコーナーに散らして打者を翻弄する似たタイプ同士の投げ合いとなった。

川本は最速141キロを記録したものの、四球を出さない抑え気味の投球で5回を2安打1四球2三振無失点で抑えた。藤井は130キロ台前半の直球にベース手前で変化するボールを組み合わせ5回4安打3失点だった。

JRは2番手増子が制球定まらず甘く入ったところを狙われ6回裏1イニング打者一巡の猛反撃を受け4安打3失点。3番手古田は無死から出した四球走者を二死遊撃エラー左中間に打球が達する間に生還を許し1失点。4番手喜久川は内野の2連続エラーなどで二死満塁のピンチを招いたが後続を断ち無失点だった。

攻撃陣は、1番竹村④、2番布施⑤、3番中田DH、4番平野⑥、5番伊藤③、6番武上⑨、7番秋田⑦、8番吉田隼⑧、9番牛場②。

調整をはかるため積極的に選手交代を行い、ほぼ全ての野手を使い切った。

竹村→吉田有、中田→白川、平野→三村、伊藤→長曽我部、武上→堀尾、秋田→池田、吉田隼→藤井。

補強選手の出番はなかった。

JR3得点は2回表。一死二塁エラーで武上出塁、秋田が中前安打で1・3塁のチャンスに吉田隼が初球スクイズで先制。更に牛場三塁エラーで満塁から竹村が押し出し四球。布施の遊撃ゴロの間に三塁走者吉田隼が生還。相手ミスに乗じて一挙に3点をもぎとった。

まだ調整段階なのでベストメンバーと打順は手探り状態だが、得点力不足という課題を少しずつ解消しつつあるように見える。

今後も都市対抗出場チームとのオープン戦を重ね、30日の本番に備える。

ガンバれオレンジ軍団!