算数の繰り上がり、繰り下がりが怪しくて、誰がどう説明しても全く脳にしみなかった長男。
学校で他の子より勉強ができない気がすると、一度玄関で泣いて行きたくないと言ったことがありました。
親の私から見ても、格段に周りより出来ないこともなく、天才◯◯くんと呼んでくれるお友達もいるらしい。
早生まれということもあり、何事も自分のものになるまでには他の同級生より遅い傾向があります。
コツコツする事が嫌いなので、今まで地道に計算問題を練習したりはした事がありませんでしたが、そんな事があり、自分でも何かを感じたのか、珍しく長男が私の提案を素直に受け入れました。
それは、毎朝私が作ったノート一枚分の問題をやるというもの。
筆算10問。
穴埋めの計算式3問。
文章問題1問。
絵の練習3問程度。(絵の基礎が出来ていない為)
漢字2文字。
これでノート1枚。
毎朝起きてから自室で着替えて、そのままこのノートをやって、終わったらご飯を食べに来る。という流れでやっています。
前に漢字練習ノートにつらつらと習った漢字を書き並べて練習させようとしましたが、見本を書き並べながら、明らかにつまらないし絶対やらないなと思ったので、縦にマスを切って朝活のノートにぺろっと貼って、表と裏の1日2文字の漢字練習にしています。
飽きっぽい長男には、一度に少しずつの問題を数種類やらせる方が持続すると考えました。
始めの数日は、まだ自分の決意が続いていたので1ページ全て頑張ってやっていましたが、すぐに目的を忘れてやらされてる感が強くなり、だらけ始めました。
私も、もっともっとと少しずつ問題を難しくしてしまったことを反省。
当初の目的を再度確認したら(私自身も)、また続くようになり、時間がなくてできなかった箇所は次の日にもう一度。など、ゆるく続けて1ヶ月以上経ってようやく20ページになりました。
文章問題はその日にあった事を問題にしたり、長男が身近に楽しく考えられるようなものにしています。
私が子供の頃、誰が飴を何個もらおうとどうでもいいしっ!と思い市販の問題集にある文章問題に全く楽しさを感じなかったので同じような性格の長男には興味をそそるかな?と思って。
前日にパン屋に行ったら買ったパンの合計の問題。
外食に行ったら合計とお釣りの問題。
友達と遊んだら誰が何回どうしたか?の問題。
病気で学校を休んだら何日休んだかの問題などなど。
その中で、長男が勝手に掛け算を使ったり、自分で工夫して答えを出したりするので、結果的に先取り学習をしていたりすることもあります。
また、自作で作ると自宅で普段取り入れている事を問題にできるので、分数やデシリットル、ミリリットルの計算などもすんなり問題にでき、長男もすんなり答えられたり。
絵の問題は、通っていた幼稚園が制作などを強制的にほぼやらせない園だったので基本のキを知らないので、おうちや雪だるまなど、簡単な基本の絵を描くところから。
英語もちょこっと入れて、DWEでお馴染みのCATやMouse、House、Eggなど、わかりそうな単語を絵に書いてもらう問題なども入れています。
これをやり始めてから数週間後、長男特有の階段状の成長期が訪れ、ある時から着替えも用意もサクサクできるようになり、このノートも割とスムーズに取り掛かり、わからなければ朝食を食べながら私と一緒にやったり、宿題も何もかも前ほど荒れずに取り掛かることが出来ています。
漢字テストがある日の前日も、しっかり復習をして、まずまずな点が取れるようになりました。
相変わらずケアレスミスはありますが…。
全く復習をしたくなく、20点でも平気な顔をしていた以前より格段に良くなりました。
ようやく長男も精神的に2年生の仲間入りをしたような気分です♪
ようやくDWEのGreen Cap取得に全力の拒否がなくなったので、この夏に取れれば良いのですが。
あと1曲!から早2年…。
全部がゆっくりすぎだけど、着実に進んでいっているのかなぁ。