年明け、長男が学校の英語の授業で、アジア系のネイティブ先生からお正月の違いについて春節と歌をおそわってきました。

家でもその中国語の歌と春節の行事について興味深そうに話していたので、丁度近くに用事があったこともあり、鉄は熱いうちに打てと興味を持ったきっかけに、横浜中華街の春節行事を見に行きました。

広場のステージでお獅子がアクロバティックに動く姿にみんなで歓声をあげながら見物。

最後に観客席にお獅子が降りてきて、頭をかじられると大人は厄落としになり、子供は学力アップになるとのアナウンスがありました。

しかし、立ち見席の最前列、通路真正面を陣取っていた私達の目の前に、開始間近に突然おっさんがすみませんと言いながら割り込んできました。

知り合いでも近くにいるのかと思ったら、最前列にいる長男の目の前に立ち始めるおっさん。

えー?そこ立つー?と思わず言いましたが、始まってからもどく気配なし。

楽しみにしていた長男も見えないよぉと言うので、前に行かせてもらいなさいと、おっさんの前にむりやりいかせました。

私と双子の一人は半分見えなくなってしまったけど何とか頑張って見ました。

なんて非常識な。図々しいおやじだろう。
もしや、チャイニーズなのか?だったらやむなしと思いましたがそれからずっともやもや。

最後に、アナウンスがあった通りお獅子が降りてきたので、長男どさくさで前に走り頭をかじってもらっていました。

戻ってきてからもお獅子が近くに来たのでまた噛んでもらって、二回も噛まれたー!と嬉しそう。

二回も噛まれたら天才になるかもね。と私が言ったのを気に入ったようで、それから帰宅まで、二回も噛まれたからオレ天才になるかも♪と何度も言っていましたが、お父さんに、んなわけあるかい!と突っ込まれていました。

割り込んできたおやじも、近くにお獅子か来たらすかさずキャップを取り自ら頭を差し出して無事に噛まれていましたが、おやじがいなかったら私と双子も噛んでもらえていたはずの位置だっただけになんかムカついて、そんなことして噛まれたって厄なんか落ちないしっ!と心の中で悪態をつきました。

去年よっぽど嫌な年だったのかしら。