最近よく見る、女性は働き続けたいけど働けない。
働きたいと思っている女性がたくさんいる。

息子が2歳ぐらいの時に、近所の小児科の先生にも「そろそろ働きたい?」なんていわれました。

働き続けるには…。

育児との両立。

etc…。


なんで?

私は子供を産んだら幼児期は絶対に働きたくないと昔から思っていました。

なんで大事な我が子と離れて何かをしなきゃいけないの?

それ以上に優先することってこの世にある?

真っ新な自分の子をなんで他人様に、それも素性の知らない人の色に染められなきゃいけないのか。

少し前にあった保育園問題で、赤ちゃんの我が子に「保育園に入れないのは僕だ!」的なプラカードをつけてテレビに映っていた親子。

その赤ちゃんが保育園に行きたいと思っていると思う?

毎日決まった時間に急かされて、朝早くから日が暮れるまでお母さんと離れることを望んでいると思うか。

入れられなくて困っているのはお母さんでしょ。


話題になるその手の読み物はどれも女が出産後に働き続けることの内容ばかり。

そりゃ家庭の事情で働かなきゃいけない人もいるでしょう。
それはmustであってwantではない。


子供と接することは、仕事をして帰ってきて、ご飯を食べさせ、お風呂に入れ、本を読んだり知育教育をするだけではないと思う。

限られた時間の中でしっかり教育している方のブログをよく読ませて頂いていますし、参考にもさせて頂いています。

でも、まったりと、何も計画せず、のんびりと他愛もない話しをしたり、ゴロゴロしたりする親子の時間も良いことがありそうな気がします。
それがあってからのプラスα。
週末だけとかじゃなく。
常に。

子供が大きくなった時に、「おかあさん」という子供にとっては愛情の象徴がどんな印象で残るのか。

子育てを終えた時に自分が悔いなく、飽きるほど子供との時間をすごしたか。
こっちの方が私は強いかな?
特に一番時間的に必要としてくれる幼少期に。

だから声を荒げて鼻息荒く、働きたいのに〜プンプンとかの論議には、いつも「そもそも…」とため息が出るのは、今の世の中きっと少数派の意見なんでしょうね。