もうメチャクチャに多忙で全くアップできないでいました。

日本で公開されたオリジナルからは、今年で速くも40年以上が経過するんですね。

初公開はブルース・リー人気に肖って多分当時は東宝東和のI田さんが

宣伝をご担当されてたのでしょうか？この方偉大な方で

ジャッキー・チェンの『ナイス・ガイ』の映画にその死を惜しむコメントが

フィルムに焼き付けられていた筈で、そのあと引き継いだ方は現在

MPの社長になってますが、この方香港映画は『プロジェクトA』が初めてだった筈。

これ確か『ブルース・リー電光石火』と同時上映でそちらがメインだったにも

関わらず学生の間では『ミスター・ブー』見たか？という言葉が合い言葉になる程

若者を劇場に呼び込んでましたが、この『ブルース・リー電光石火』って

今の資料で見ると悉く『グリーン・ホーネット／電光石火』にタイトル変ってるんですね。

1作目に公開されたこの作品が既に3作目の作品になってて、このヒットに

便乗して過去の作品を買い付けして、順次公開していくも、この香港のパート3が

作品的にも一番しっかりしてた為人気も尻つぼみに・・・

めんどくさいのでこの1作目を『プライベート・アイ』と英語タイトルで表記します。

サミュエルとロータスの作詞したドリフターズ・ソングもポリドールからリリース

されてアクション香港映画以来の待望のヒットとなり、アルバムも異例のヒット。

映画内部で使われたスコアやチュムチュムソングは収録されてませんが、

おじさんも当時購入してます。

この数年後に実際に年に数10回も香港へは買い物ツアーにでるようになり

社員旅行でも現地案内人をさせられた程です。

あちらでもトクに美味い焼き肉やがあったんですが、当時はここ、風俗街の

中心部にあって女子社員が皆怖がってた程ですが、おじさんほいほい進んで

風俗部落の2階のほったて小屋に案内しました。

多分当時日本人でここ来た方、そうはいないと思います。

映画は『燃えよ！ドラゴン』のハン役のシー・キエンが盗賊のボスを演じたり

以降ジャッキー映画の常連になるリチャード・ンが出演してたり、

製作にはレイモンド・チョウ、応援監督にジョン・ウーが参加してたり、武術指導にサモ・ハン・キンポーがついてたりと以外と豪華ですが、

この『プライベート・アイ』は日本では、実は公開予定がなく本来は

日本未公開に終わる筈だったんですが映画閑散期に空いた小屋を埋めるため

急遽公開して成功した珍しいケース。

『ブルース・リー／死亡遊戯』の配給権のおまけについてきた作品で

東宝東和内でも当時はこれに目もくれられていませんでした。

一部ファンにひっぱられテレビでも、広川先生やツービートが吹き替え

ベタ過ぎるギャグをアドリブで吹き替えたことから更に人気に火がつき『インベーダー作戦』へ。

これ今や記録から抹殺されまくってますが、日本公開に合わせて東宝東和が

追撮をゴールデンハーベストに命じて、オープニングからいくつかのカットを

再撮してます。

『ギャンブル大将』に至ってはサモ・ハンとの激闘シーンが日本では

ばっさり切られて、DVDのおまけ映像で確認できるようになってます。

20年位前に香港では6作か8作を集めたサミュエル・ホイのアルバムとして

大型の箱にはいった「ミスター・ブー　CDボックス」が発売されたのに

今ネットでは一つもひっかからないんです。おじさんがサントラのhpやってた時

購入つのって数10セット購入してきたんですが、おじさん所有してる筈なのに

どこにあるか判らないんです。

『フロントページ』や『アヒルの警備保障』『鉄板焼き』等もシリーズの1くくりですが、オリジナル3作と比べると面白さはマイナスで『天才・白痴』は精神病院が

舞台なので日本では38年間公開されることなくおくらいりになってました。

当時香港のバード・シティ（骨董品街）で『ギャンブル大将』のオリジナル香港

ポスターを大量に見つけ纏めて購入してきました。

この当時信和中心には映画のポスター屋さんが大量に入っていた為

ジャッキーのネイザンロードのお店ではブルース・リーのポスターが売られてたり

信和中心の各店舗では『男たちの挽歌』シリーズのクワッドポスターや

挽歌シリーズはあちらでも人気高く、1枚5000円で売られてましたが日本で買うと1枚20000円〜35000円でしたから安く買えました）香港オリジナルポスターをクワッドのオリジナルポスター1枚どれでも日本円で980円でした。

纏め買いしてきましたが、（ハリウッド映画のクワッドポスターもね）

当時から『プライベート・アイ』のポスターだけは

どこにも在庫がなく残念な思いをしてます。

この映画のサントラ扱いのCDは何度も生産が行われて紙ジャケにもなってますが

日本ではなかなかみつけられないようです。

香港行く度、おみやげで買ってきてました。

男人街や女人街のいんちき屋台では版権なしの『チャイニーズ・ゴーストストーリー・シリーズ』のオリジナル音源CDが1枚180円！ヤフオクで裁いたら

1枚10000円で落とされてましたから当時は結構なお小遣いになりました。

今はこういうお宝香港でも見当たらないですね。

今年は去年程アップできないと思いますが今年も宜しくお願いします。

『ミスター・ブー』日本公開オリジナルくくり3作を今こそ見直す