父は、2017年8月7日の夜中に永眠しました。69歳でした。

 

ALSというとても難しい病気の診断を受けてから、病気に打ち勝つという強い気持ちを持ちながら、病気の進行に戸惑いながら、それを受け入れながら、寂しさを感じながら、最後は落ち着いた冷静な父がいました。

 

正々堂々と病気と向き合った父、献身的に時間を共にし、最後は自らの宣言通り父を看取った母に対しては、大きな尊敬の気持ちしかありません。お父さん、お母さん、本当にお疲れ様でした。

 

自分の父がいなくなることは、確かに非常に悲しいことです。でも同時に、お世話になったみなさまには心から感謝の暖かい気持ちでいっぱいです。ここでは書き切れないほど、本当にお世話になったからです。助けられました。

 

ALSという病気は、不治の病であること、身体の自由がなくなっていくことなどが知られており、父のことが「とても可哀想だ」とよく言われました。確かに病気は、とても厄介なものでしたが、だからと言って父が可哀想だとは全く思いませんでした。

 

病気はたまたま父の人生にくっついているもので、父の人生の主役は最後まで父でした。

 

ここ3年ぐらいにおける父との対話を通じて、人生をどう生きるか、誰と生きるか、そもそも人生とは何なのか、という人間として基本的な部分を考える機会をもらいました。

 

答えはまだ見つかっていません。

 

でも、誰とでも握手をしながら、他人との関わりをとても楽しんでいた父の姿にヒントが隠れている予感がしています。

 

 

お父さん、本当にありがとう。最後まで立派なお父さんでした。

 

お母さん、本当にお疲れ様。有言実行のお母さんをとても尊敬しています。

 

南東北病院の医師、看護師、理学療法士の皆様、本当に最後までありがとうございました。

 

ヘルパーの皆様、献身的な心のこもった大変なケアをしていただき、本当にありがとうございました。

 

父とお仕事でご一緒頂いた皆様、口が悪い父でしたが、皆様と共に過ごした時間が、父が一番好きでした。ありがとうございました。

 

ブログで応援してくださっていた皆様、今まで本当にありがとうございました。ブログは父の支えの1つでした。

 

 小田嶋良雄の長男より