ミニレッキスのラブが去年の今頃、12年目を迎えて月に帰った。6月って、結婚記念日よりラブの命日を偲ぶ方が大きくて・・・
今回はラブについて書いてみよう

正直、あんまり可愛がった記憶のない時期もあって、実家を出てた時期に数えるくらいしか会うことがなかった。今になって、もっと写真とっておけばよかったと後悔してたり・・・

ラブがいて、ますますウサギ好きになった。今まで気がつけなかったウサギの魅力をいーっぱい教えてくれてたウサギなんです。
ウサ耳ヘッドドレスを作り始めたのもラブがいたから。ラブは、表情はほとんどないコだったけど、同じ部屋にいれば私の方に耳を向けてくれる。移動すれば耳がついてくる。
本当は、臆病な生き物だからそうするんだよね。でも、近寄れば膝の上に乗ってきて、いつまでも「撫でていいよ」って、実家から帰るのがいつも名残惜しかったなぁ・・・

実家では父が、ウサギのために暖房や、冷房、扇風機?必要ねーって、考えの人で、家ウサギだったけど過酷な環境でがんばってた。いつも哀れに思っていたけど、具体的に手出しできなかったなぁ
こんな父だけど、最初に飼ったルルを「ウサゾウ」、ラブを「チョビゾウ」って、毎晩酔っ払っては歌いながら一人で可愛がってた。
私が今の家に引っ越してまもなく、私に癌っぽいものが見つかって、悪性だったらウサギ飼っていい!って、オット君と約束した。
もちろん、実家からラブを呼ぶつもりだったw
結局、悪性だったけど、動物アレルギー持ちのオット君はウサギを飼うのは気が進まないらしく(当たり前だよね)、ようやく叶ったのは退院後の2泊3日のお泊りだけ★
その頃のラブは、11年目を迎えて後ろ足が弱くなり始めてた。甘えん坊要素のないラブは歳を重ねて、少し甘えてくれるようになって、ますます一緒に暮らしたかったな。。。
座ってても、力が入らないのか時計回りにクルクル回ってた。若い頃のガッシリした体も、気がつけばスカスカ。全体的にヨボっとした感じになった。

でも、それでも耳はぴんっと、凛々しく立ってるんだよ。
これは、最後までかわらなかったな。
年が明けて、婚約指輪の代わりに槐樹を飼う事になった。実は、オット君はラブがデカくて、黒くて、耳が立ってるから可愛い要素が見つけられなくて、ラブを飼うのには最後まで反対。。。
しょうがないやね。最初は全く触れなかった槐樹に、だんだんと慣れてくれて、それだけでも感謝だわ。
そしたら、実家にいたラブが突然立てなくなったって、連絡が入った。すぐ次の日に会社帰りに寄った

ショックだった。
下半身が寝たきりなので、排泄物がお尻の下敷きになって毛が汚れ放題。慌ててオムツを当てがうけど、出るものでパンパンになっちゃうので、尻尾の穴を大きくしてみたり。もともと犬用のオムツなのでウサギにはサイズが合わなくて、合うように切ってみたり、出来る限りの工夫をしたけど・・・
それじゃぁなにも改善にはならないんだよ。
悔しかったな。大切に思ってたはずなのに、なんにも満足にしてやれないじゃん。
母が病院に連れて行った。
腎機能が良くないので補液が必要になった。ラブの背中に針を入れて点滴で入れるの。母がやり方を病院で教わり、旅行に行くので私が自信満々の母から口頭で教わる。→でも、やっぱ怖いのと、いまいちよくわからなかったのでw 病院でやり方を聴いてきた。最初は恐る恐るだったけど、なんとか教わる。足は良くなるのか聴いたけど、可能性は限りなく低いとのこと。自分の癌宣告も厳しかったけど、このときもきつかったな。「お別れする時間があるだけ、大切にしてあげられます」って、先生に励ましてもらって、会社帰りに実家で補液する日が始まった。

母が旅行から帰ってきて、時間が空いたせいかすっかり気持ちが弱くなって、補液の手順を実際やりながら説明したら、泣き出してしまったよ(汗)私が、がんばらねば!
そんな生活も、1週間を過ぎると体力的に私が疲れてきてしまい、ラブを引取る強い希望をオット君に相談。だいぶ頼み込んで、ようやく連れて来れた!

ラブいらっしゃい!
その頃のラブは、上半身でハイハイしながら下半身を軸にやっぱりクルクル動いてた。支えがあれば辛うじて4本足で歩く真似をすることもできた。
ありがたいことに食欲はあって、ラビフもシニア用のに変えた。草・かじりま専科クッキー・ゼリーを喜んで食べてくれたから、ラブのテンションがあがりそうなものはなんでもあげた。

イナゴマメの殻、コレは特に好きだった♪
常に濡れっぱなしのお尻は、とうとう毛が抜け始めた。

毎日抜けていく毛を見るたびに悲しくなったなぁ。
すかっり剥げちゃった。
でもそんなときでも耳はぴんと、凛々しく!
補液にかかるお金も安くなく、1月で9万円のときは、正直苦しかった。セカンドオピニオンで、槐樹と同じバニーグラスに連れて行った。決して比べるわけではなく、ただ進藤先生の診察と、治療の方針は私にとって、介護しやすいお話だった。
ウサギって、イヌ・ネコよりまだまだメジャーとまでいかず、健康の基準も病院によって異なるケースもあるそう。
ラブは腎機能が悪いけど、年齢からしてみればありえる数値。補液はしなくて良い。レントゲンを撮った結果わかったのは、骨はとてもきれいにくっついている。立てないのは神経に問題があるのかも。CTで様子を見ることは出来るけど、治療のしようはないことなど、わかりやすく教えてくれました。
やっぱり「お別れする時間があるだけ、大切にしてあげられます」って、励ましてもらいました。
Twitterで、半身不随のウサギの飼い主さんから朗報が!ラブの剥げたお尻の写真をアップしたところ、超吸水マット「SUSU」がいいと教えてもらいました。「SUSU」が近場で売っておらず、2枚の類似品で代用を始めたら、確かにお尻の湿りが緩和したんです!

ただ、洗うのは手洗いなのでかなり苦労しましたw
ネットで「SUSU」を一枚購入し、使い勝手がさらにいいときた!!嬉しくてさらに2枚購入し、5枚でラブの世話に臨むw
この頃、週に一度、ベランダに園芸用ホースを引っ張って、一枚一枚手洗いしてたなぁ。後何回、これが続くのか・・・続けられるのか、考えながら。
一ヶ月の過ぎれば介護にも慣れてきた。
父から「チョビゾウ」を奪ってしまったのは悪いと思うけど、やっぱ、家につれてきて正解だったように思う。最初のうちはラブと槐樹が互いに見えないように別部屋にしてたけど、仕事して、自分のことして、介護してだと槐樹にかまう時間がなくなっちゃった。これは、いかんと試しに隣に置いてみた。喧嘩する様子もないのでそのまま飼育。

槐樹は、ラブのところにやって来ては、ラビフを横取りして、ウンコしてのやんちゃぶりを発揮!少しはラブにも生きるハリになってくれたんじゃと、願っています。槐樹をケージに入れたままラブにかまうと、必ず足ダンされた。
槐樹には意地を焼かせちゃったね。
ラブの剥げた毛はちゃんと生えてきて、この前進は嬉しかったなぁ!




ずっと前足だけで体を支えていたラブ。
ついに右前足がつけなくなった。膿が溜まったのだ。バニーグラスで、夥しい膿を出してもらって、塗り薬を貰う。

自宅で、こんな感じ。

体の一箇所ずつ動かなくなっていくラブを見ていると、辛い反面本当によくがんばっていてくれてるなって、感謝の気持ちでいっぱいになる。できることは、なんでもしてあげたいと心から思えた。
ラブは、自力での移動も、上半身を起こすのもできなくなった。低反発マット2枚重ねの上にsusu敷いて、なるべく体が起き上がれる様にしてた。
6月の金曜日、いつもみたいにベランダで洗濯して、ラブと過ごしてたんだけど、夕方ごろから食欲がなくて「草だけでもお食べよ」って、口元に大好きな穂を持ってくと、真ん中の辺りにぱくっと、食いついてくれた。ホッとしたけど、それから食べる様子もなく、不安になりつつも口から出すにもしっかりくわえてたので、時間がたてば食べるかと、その日は寝た。
土曜日。昨夜と同じ状態のラブに異変を感じ、近寄った。
息はある。排泄の形跡がないので、口から草を切って念のため強制排尿をだす。しばらく様子をみる。


あぁ、いよいよだなって、思った。
昨晩くわえた草は、「もう、十分だよ」って、メッセージだったのかなとか、いろんなことが頭を過ぎる。明らかに生気のないラブの呼吸が、変化する。どう変化したか覚えてないけど、見ていて気持ちが引き裂かれるくらい痛かった。こんなとき、なんて言ってあげるのがいいのか、わからなかったよ。
がんばれ?お疲れさま?無事にいってね?
なにか、エールを送りたいのにその言葉が見つからない・・・
泣きながら撫でてた。
一度大きく、ラブがえずくような、あくびするように、口を立てに大きく開ける。
始まっちゃった。
ルル、「ウサゾウ」も、そうやって逝った。
2回、3回・・・と、間隔は空いているものの頻度も、回数も増えていく
オット君も、隣で心配してくれる。
もっと早く私が引取りたかった、もっと前からこんなに可愛がっていればよかった、もっと早く、もっと多くって、後悔の気持が・・・
こんなにがんばってくれた、3ヶ月もお別れする時間を持てたこと、12年も生きてくれたラブに感謝する気持ちが・・・
ラブが逝った。
命って尊いなぁ。。。
そしたらオット君が「がんばれー!ラブー!!」って、泣きながら応援するじゃない。笑っちゃった。もう行ったよ。ありがとうね。
同じ日の午後、実家の母と、夫と3人でラブの火葬にいった。落ち込んでいたらオット君が「ラブは月に帰っただけだよ」って、励ましてくれた。たまにクリティカルヒットを飛ばしてくれるから、なんかおかしい。
その後、ペットレスから立ち直れなくて、最後に使ったマットも洗えない。ネットで心の癒し方を検索したりもしたw
ラブの感覚を忘れたくなくて、等身大のラブを紙粘土で作ることにした。100均の紙粘土の質が良くない性にしきれない、ずいぶんな出来だったけどラブを思い返しながら2時間くらいかけて作った。
それで、ようやく少しだけお別れが出来た気がした。
一年経って、あの時は一心不乱だったなぁ
悔はない
こんなに、大切と思えるウサギに出会えて幸せだって思った。

あー、書いたらスッキリした!
ラブ
大好きだよ