去年の今日、8月1日に「微小変化型ネフローゼ」を発症しました。
(正確には、それ以前に症状が出てたのですが…。)
夜、自宅でチアノーゼを起こし救急車で病院へ
その日の夕食は、主人と子供達は外で食べ、私は家でグッタリ…でした。
実家が車で10分の所ですが、体調不良を訴える私を心配し、連絡したわけでもないのに、母が来てくれてました。
もし、ひとりの時に倒れてたらどうなっていただろう… 今考えてもゾっとします
母が、電話で主人に知らせると ちょうど家の近くまで帰って来てるとの事。
全ての流れが、スムーズでした。
母に子供達を頼み、私と主人は救急車で病院へ。
そして、138日間にわたる入院生活が始まったのです。
季節を三つ過ごしました。
その間に、あ~ちゃんは7歳、め~
は4歳のお誕生日を迎えました
外の温度を感じることも無く、ただただ7階の病室の窓から外を見てるだけでした。
最初のひと月は、胸水のため酸素も必要だったし、声もろくに出せなかったので子供達と電話で話すことすら出来ず…
見せられる姿ではなかったので、子供達と会ったのは入院から53日目でした。
入院中に「ネフローゼ症候群」について調べました。
本を読んだり、インターネットを利用したり、主治医に質問したり…。
病名は聞いたことがありましたが、症状や治療法については全く知りませんでした。
幾種類もの薬を服用してますが、やっぱり「ステロイド」(魔法の薬)の服用には抵抗があります。
50mg(10錠)服用からのスタートで、パルスも3回受けました。
その頃は生きてるのか、死んでるのか自分でもわからないような状態でした。
以前の自分は、どんな人だったのかもわからなくなってました。
きっと、薬の影響もあったんだと思います。
辛い時期、苦しい時、泣いてばっかりの日々。
でも、主治医の先生はじめ、主人 子供達 私のまわりの人々みんなに支えられ、応援してもらって
今の私があります。
病気によって、制限された事もいくつかありますが、得たものは、それ以上にたくさんありました。
私のいない間 子供達を守ってくれた主人に感謝
私のいない間に 素直で優しい人に成長してくれた娘達に感謝
そして、私達家族を見守ってくれている人々に感謝です。
「再発」もなく一年を過ごせました。
この病気とは、「一喜一憂
」しながらのお付き合いかと思いますが、
それを受け止められる私になれますように…。