「石のコロ」
公園で、かけっこ大好きな元気な男の子のこうちゃんが遊んでいるよ。
「わーい♪」
「今日もい~ぱっい走って遊ぶぞ」
しばらくして
「いてて…」
靴の中に何か入ったみたいこうちゃんは、靴を脱ぎ中を見ました。
そこには、小さな石ころが入ってました。
こうちゃんが取ろうとした時です。
「ちょっと待って!」
どこからか声が聞こえてきました。
こうちゃんが、キョロキョロしているとなんと、手に持っていた石ころが話しかけていました。
「僕は、石ころの妖精コロって、言うんだよ」
「君があまりに楽しそうに走っていたから着いてきちゃた」
「ねぇ、君の靴の中とても楽しいんだ、僕と友達になってよ」
こうちゃんは少し走る時、気になっだけど、コロのかわいい笑顔が、好きになったので、
「いいよ」っと言いました。
それから、毎日二人は、いつも一緒に 歩いたり、走ったりと外にお出かけする時はいつも一緒でした。
そんなある時、こうちゃんのお母さんが言いました。
「こうちゃん、靴が汚れてきたみたいだから、洗おっか」
大変です。ママにコロが見つかったら、捨てられるかも!
「ママ、大丈夫だよ、まだそんなに汚れてないよ」
こうちゃんは、言い訳を思いついては、ママが靴を洗おうとすることから逃げました。
ママ達大人には、妖精コロの声が聞こえません。
でも、少し気づいたのか、ママは靴を洗うのを言わなくなりました。
こうして、こうちゃんとコロは、暑い日も寒い日も、いつも一緒にいっぱい遊びました。
そんなある日
「いてて」
最近、靴がきつくなってきてサイズが合わなくなってきました。
ママもこうちゃんのサイズに、気づいていたので、ママは言いました。
「こうちゃん、そのお気に入りの靴、もうこうちゃんが大きくなって、入らなくなってきたから、新しい靴にしよっか」
こうちゃんは、新しい靴にコロも一緒にと、コロに言いました。
「ねぇ、コロ、ママに新しい靴を買ってもらうけど、コロもおいでよ」
コロが言いました。
「こうちゃん、僕は今の靴の中じゃないとこうちゃんと話せないんだ…」
「えっ!?」
ママが今から靴を買いに一緒に行くよっと言いました。
しぶしぶ、こうちゃんは、靴屋さんに行きました。
新しい靴を選んで、レジに行くと靴屋さんが今のはいてる靴を捨てますよっと言いました。
こうちゃんは一人外に走って出て行きました。
そして、こうちゃんはいつもの公園に着くと、靴脱ぎ、コロを出しました。
「コロ、ありがとう」
コロも言いました。
「こうちゃん、ありがとう」
こうちゃんはいつもの公園に行く度に、コロと会っている気になりました。
心の中では、いつもず~っと友達です。
おしまい