またね、てっち。 | うめブロ

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ライター梅津有希子の取材裏話、おいしいもの、美容、犬ネコ話など。

12月17日、愛犬てっちが亡くなった。
12才と2週間の生涯だった。

前日まで元気だったんだけどね。
ごはんもよく食べていたし。

17日朝4時ごろ、様子がおかしくて起きて、
夜間救急病院に連れて行った。

一旦落ち着いて、朝イチでいつものかかりつけ医に移動。
検査結果や状況を説明し、
主治医に託して帰宅した。

容態が急変したのは夜。
夫と駆けつけ、先生と3人で、てっちの最期を看取った。

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もっと生きてほしかったよ。

年だから、あちこちガタがきてはいたけれど、
「もっとこうしていればよかった」
と後悔はしたくなかったから、
「あれ?」と思うことがあったら
すぐに動物病院に連れて行くようにしていた。

遺伝の病気がそれなりにあったものの、
1キロという小さな体で、
がんばれるところまでがんばってくれたと思う。

これが、てっちの寿命だったんだろうな。

よくがんばった。

でも、毎日めそめそしているよ。

仕方ないよねぇ…。

ペットと暮らしていると、
誰もが通る道だから。

ひとり暮らしをしていた25歳の頃、
2歳のてっちを譲り受けた。
ブリーダーが面倒見切れなくなったチワワ。
いわゆる、保護犬だ。

北海道に帰省する時も、
いつも飛行機で一緒に帰った。

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湘南ボーイのてっちは、
雪の上を歩けず、スコップで移動

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初夏の大通公園。若いなー

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近所のカフェにて

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これもカフェ。京都かな


子どもの頃から、実家でずっと犬を飼っていたけれど、
「自分の犬」として飼うのは、てっちが初めてだった。

徹夜続きの編プロ勤務時代は、長時間の留守番がかわいそうで、
自転車で一緒に出勤したことも多々あった。
フリーランスになってからは、毎日家で一緒に仕事ができて、
つくづく「フリーっていいもんだなぁ」と思ったよ。

結婚式は、犬OKの北海道のオーベルジュで挙げた。
てっちはもちろん、実家や祖父母の犬5頭全員出席。

編集者からのリクエストで、
いくつかの編集部に連れて行ったこともあったなー。

昨日お別れして、
今日からてっちのいない生活。

朝晩のごはん支度や、
薬をくだいてサツマイモと混ぜておだんご作ったり、
目薬さしたり、トイレの片づけがないと、ヒマなもんだね(´Д`)。

いろんなことを思いだして泣きながらも、
少しずつ前に進んでいくだろう。

ペットロスに関する取材もしたことがあるから、
理屈ではわかっているつもりだけれど、
まー、寂しいわ。

今作っている本が、ブサかわねこと看板猫でよかったよ。
楽しかった撮影を思い出したり、
かわいい写真を見ながら原稿書いてるだけで救われる。

仕事しながら癒されるって、幸せなことだね。

てっちには、ただただ「ありがとう」という言葉しかない。
うちに来てくれて、ほんとうにありがとう。

とても楽しい10年間だったよ。

またね、てっち。

また逢おうね。

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