今日、今年度のドナー登録会の調整会議に参加して来ました。
そこで出た話し…
新潟は骨髄ドナー登録者が減ってきている…
献血者も若い人はあまりしてくれない…
40代・50代が占めているらしい。
登録者数が減っているって言うか、
一生懸命登録者を増やしても、55歳の誕生日を迎え、
泣く泣く卒業していく人の数がはるかに多いから、
登録者数は増えていても、下降線をたどっています。
23年度は差し引き9人増でした。
9人ですよ~
数字をみてビックリしました。
登録者数の伸び率は、ワーストから2番目だそうです。
新潟は解散してしまった「にいがた・骨髄バンクを育てる会」が
骨髄バンクが出来る前から、ボランティア活動をしてきて、
バンクが出来て20年だけど、この20年間でたくさんの
登録者を増やして頑張って来ました。
何と!
20年前から登録してくれていた方たちが今は、
どんどん卒業して登録者より卒業の方が多いんですよ!
本当に下降線です。
今までの蓄えがあるから、登録者数は全国でも10番以内に
入っていたんだけど、これからが心配です。
下降線にならないで、せめて現状維持のまま
キープしていてくれればいいんだけど…
時間の問題です。
群馬は、ワーストを脱出できて、今は順調に伸びてきています。
群馬は、20年間ドナー登録を会を開いてこなかったから、
卒業者もいないのでどんどん伸びるばかりです。
どこの県よりも頑張って来たのが、今こんな現状として
表れて来ています。
新潟県は大ピンチです。
群馬の会がワーストから脱出するために、私たちもほんの少しですが
お手伝いをしてきて、偉そうなことを言っていたけど
大転落する勢いです。
それで、今日の会議でみんなで知恵を絞ってこの危機を
脱出しようといろいろ作戦を練る、作戦会議もしてきまし。
後、末梢血幹細胞移植の導入を新潟大学病院が検討をしています。
(全身麻酔をかけて骨髄から骨髄液を採取するのが主流だけど、
全身麻酔はしないで、白血球を増やす薬をのんで、全身を流れる血液に
流れ出した造血幹細胞を献血のように採取する方法)
採取する病院から20㎞以内にドナーさんがいないと、万が一何か
あった時に対応が出来ないそうです。
20㎞以内だと新潟市内とその周辺になるんだけど、
新潟市は、残念なことに登録会を年に2・3回くらいしかしていません。
これってまずいよなぁ~
行政も、恥ずかしくないのかなぁ?
早急に、要望書なり何かの形で働きかけないと、
ワーストへ転落してしまいます。
たった、9人増はまずい。本当にまずい。
栃木は毎日のように献血車にくっ付いて登録会を
開いていて、凄い成果を上げています。
ボランティアの意向をくみ取って欲しいものです。