妊娠6週で
心拍が止まっているのを確認して
流産、ということになり…

自然に生理が来て
赤ちゃんが出ていくのを待ちました。

病院を受診してから
1週間ほど経ってから
生理が来ました。

生理1日目は普通の量でした。

頭痛は数日前からありましたが

お腹の痛みはそれほどなく…


2日目、午前中は普通の量で
でもなんとなくだるく
お家でのんびりして過ごしていました。


13時ごろ、トイレに行くと
大量に出血……
普段の量がそれほど多くないので
驚きました。

トイレから出て、動くと
血がどっと出て…
慌ててトイレに駆け込み…

それを何度か繰り返し
トイレにしばらく籠もることに。


立ったり座ったりすると
血の塊が出てきます。


この中に
赤ちゃんがいるんだな…と
思うと
トイレでお別れをするなんて…と
悲しくなりました。

赤ちゃんの形、
妊娠6週では、まだ人の形を
してないとはわかっているのですが

真っ赤な、血の塊の中に
どこかにいるんじゃないかと
探していました。


たった6週間だけど
一緒に過ごして
心臓が動いている様子も見て…


2歳の子どもにも
弟か妹がいるから
おっぱい減らそうね、と
話したり…


お腹に手を当てて、
心臓、きっとたくさん動いてる!
大丈夫大丈夫…、と
祈る気持ちで
心のなかで語りかけたり…


一緒に桜をみたり、
遊園地に行って観覧車に乗ったり
バーベキューしたり
お散歩したり…


短い期間だったけど
お腹にきてくれてありがとうね。

少しの間だったけど、
綺麗なものをみて
美味しいものを食べて
楽しい歌を聴いて
過ごせたかな…


そんなことを考えながら
ありがとう、と
小さい声で語りかけながら
トイレに座っていました。


夕方5時頃には
血の塊が出てくるのも収まりました。


お腹の痛みは、
痛み止めが必要な程ではなく
シクシクとした痛みでした。


普段の生理では
ほぼ痛みがないので
お医者さんの言っていた通り、
通常より重い生理でした。


2日目の生理のあと
つわりは消えて、
ここ数ヶ月
体がだるく重かったのが
変わってきました。


日が経つごとに
体のだるさが取りていきました。


生理が来て6日目が
再受診の日でした。

電話で、
生理中でも受診できるのを確認して
病院へ。


診察してもらうと、
まだ子宮内に少し血が残っているけれど
赤ちゃんや胎盤は出ていっている
状態でした。


子宮の収縮を助けるお薬を
2日分もらい、
また2週間後に受診となりました。


今回の受診でも
お医者さんは
流産が珍しくないことを
言葉を変えて何回も話してくださって
励ましてくださいました。



まだ生理は少し続いていますが
体のだるさと重さがなくなって
かなり元気になりました。


元気になれたのに
悲しさがともなうことが
あるのですね…


お腹にいてくれた命に
感謝して、
2歳の子どもを
大切にして、
身近な大切な人に
丁寧に接して、
自分も労って、

過ごしていきたいと
思います。



最後まで読んでいただき
ありがとうございます。