こんにちは。
こんばんわ。
お疲れ様です。



かなり久しぶりの投稿です。



パナソニックホームズさんと、キュビオスの作り直し、PCデスクの作り直しと話しがまとまって見積もりを出す所までこぎつけていました。



ところが、今年の台風19号で話しは全部流れ、無かったことに。



堤防が決壊し、決壊場所から近いウチが災害をまともに受けてしまったからです。


(避難先の親戚宅のニュースで初めて状況を知りました)


災害後、立入許可が出て家に向かいましたが、家に近づくにつれ、とにかく泥の量がすごくて、車のタイヤが泥で滑り、ハンドルが何度も取られそうになりました。




家に着きましたが、玄関まで行くのに一苦労。



泥に足が取られて長靴が何度も脱げそうになるくらいでした。


基礎を上げてはあったものの、かなりの水位でした。




家族は、玄関からパントリーを通ってリビングへ行くのですが、パントリーを通って部屋に入ったらショックで力が抜けそうでした。



見た瞬間は地震でもあったのかと思う位でした。
家の中まで濁流が入ったようで、冷蔵庫を倒すほどの勢いのある濁流があったのだとゾッとしました。


ソファやテーブルも家の中で渦を巻いたのかと想像しました。


室内のドアも水流の勢いで外れてしまいました。
(いつも開けてあるドア)


ベットは少し浮いたようですが、大きく動いていました。


トイレのエコカラットは、泥水をしっかり吸収したようです。



歳を取ると家の中でのケガが一番怖い。
転んで骨でも折ったら寝たきりになってしまう。
家の中でのケガをせず、安全に楽に生活が出来るように、たくさん、たくさん考え抜いた家。


以前、介護の仕事をしていてお年寄りの様子を見ていたので、極力自力で生活出来るように、ヘルパーさんの介助サービスを受けながらでも、少しでも長く自宅で暮らせるように、本当に色々な事を熟慮しながら建てたオウチでした。


動線だけでなく、お世話して来たお年寄りの動き方を参考に、動作に合わせた位置、高さ、低さ、広さなどなど、楽に生活しやすいようにたくさん考えて設計に落とし込んできたので、本当に悲しくなりました。


人間誰しも老後はやってくると思い、これからオウチを建てる方に、ウチの例をシェアさせていただき、暮らしやすいオウチ作りの参考にしていただければと思っていました。



また、住宅メーカーと言えど、住む人の身になって考えていないことや、メーカーの無責任さ、ウチの対応の方法など、たくさんシェアしたい情報があったのに〜😥



やりきれない気持ちで途方に暮れていましたが、帰り際に、家の裏を見に行くと、フェンスに引っかかっていたリンゴがあり、可愛くて笑ってしまいましたおねがい



堆積した泥が外塀の際まで来てて…。癒しと怖さで複雑。



小屋裏などに、荷物などがあり整理をしに行かなければいけないのですが、行くのが心理的に嫌で仕方ありません。



年明けからでも少しずつやれたらいいなぁと思っています。


今は、自宅の泥撤去も終わり、借上型応急仮設住宅に入れたので、何とか生活を送っています。


平穏な暮らしを送るには、まだまだ時間が必要みたいです。