シャワーベッド導入による業務変化と効果
当施設の入浴の近況を報告致します。本年5月末にパラマウントシャワーベッドを導入致しました。これまで長期にわたり、入浴スタッフの人員不足と介助労力に苦慮しておりました。その解決の一助として、シャワーベッドの導入に踏み切りました。ご利用者様、職員にインタビューした声を報告致します。(シャワーベッドの形状・機能等はホームページをご参照ください)《導入に際し工夫・検討した事項》 ①1名の入浴中に次の方の移乗・準備ができるよう、電動昇降トロリーを2台構成とした ②メーカーの入浴方法に関する指導を受ける介護の人材を選任した電動昇降トロリー ③施設構造上、浴場への入・退室のゾーニングを設けた ④オプションで両トロリーに固定ベルトを装着した ⑤電動昇降トロリーの背部ネットの張り方を緩め安定させた ⑥チェアー浴装置の老朽化により交換した ⑦法定耐用年数7年のためリース期間も長期間とした⑧入浴時間用のタイマー設置《導入によるスタッフの声》 ①拘縮している方の手掌部・足関節部の垢が取れ、継続入浴により肥厚した皮膚が自然脱落するようになった②シャワー圧により、便の付着が落ちる ③上・下からの適度なシャワー圧により、ジャグジー浴のような満足感がある④シャワーの温度調節により短時間で適温調整が可能となり、満足感が増幅した ⑤入所者各人の所要時間が約半分、全体の所要時間、人員の削減にも効果が出た ⑥褥瘡、胃瘻、ストマ装着の方の入浴も可能となり、創部の皮膚形成にも効果を認めた ⑦電動昇降トロリーにより移乗の介助労力の軽減、職員の腰痛の訴えが激減したシャワーベッド本体 ⑧介護職員の腰痛による退職者、休職者数が減少した ⑨浴室内の蒸気がこもらなくなった ⑩個浴等の湯舟で溺れる心配がなくなったシャワーヘッド《利用者様の声》 ➀湯舟に浸かりたい ②週にもう一日入浴したい《今後の検証課題》➀介護職員の退職者数の減少により、補充に係る紹介料の減少入浴風景②水道光熱費、ローション・消毒剤のコスト等の検証③2回/週 ➡ 3回/週の検討④個人別、適正入浴時間の設定⑤入浴時間・消毒時間の短縮⑥利用者様・ご家族様の感想を聞き取り満足度を向上させる みのりの里旭ヶ丘 事務長 真船明雄