衆議院が解散した。
いつも思うことだが、日本国憲法にある民主主義政治を行おうとすれば、特段の事情がない限りは、首相、総理大臣が変わるごとに、衆議院を解散し、国民の信を問いた後に、総裁選なり代表選を行い、それで衆参両院で総理大臣を決めべき。そういうプロセスを踏んでこそ、民意を反映した真の民主主義と言えるのだと思う。
ところが、自民党にしても、立憲民主党にしても、総裁の代表なり決めて、自民党の場合、その総裁を総理大臣に据えたのち、解散、総選挙。あべこべである。
しかも、マスメディアにいる政治評論家も政治学者も、誰も、そういう基本的なことを指摘しない。もっとも、奴らは、評論家、学者という肩書を持った単なる茶坊主なのだから、しょうがないけど。