会計の知恵袋~経営に活かす会計を目指して~
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早いもので、今年も残すところあと数週間となりました。

今年は、大企業の経営統合のニュースを耳にする機会が多かったように思います。

具体的には、
・3月10日→2016年9月を目途に、ファミリーマートがサークルKサンクスを傘下に持つユニーグループ・ホールディングスを吸収合併することを目指すことで合意(10月15日に基本合意。これにより、店舗数約1万8,000店舗となり、国内最大手のセブン-イレブン・ジャパンに匹敵。)。

・6月10日→東京海上HDによる、米保険大手のHCCインシュアランス・ホールディングスの買収(約75億ドル。国内保険会社による海外企業の合併・買収(M&A)で過去最大。)。

・7月24日→日本経済新聞社による英フィナンシャル・タイムズ・グループの買収(8億4,400万ポンド。日本のメディアによる海外企業の買収案件では過去最大。)。

・7月30日→石油元売り2位の出光興産による同5位の昭和シェル石油の持ち分法適用会社化すると発表。早期の経営統合を目指す(11月12日に基本合意。2016年10月から2017年4月までをめどに合併による新しい会社の設立を目指す。)。

・9月11日→日本生命保険(日生)は、三井生命保険を買収を発表。TOBを実施し、2016年3月に子会社化予定(日本生命保険が業界首位へ。)。

・10月1日→肥後銀行と鹿児島銀行が経営統合、持株会社「九州フィナンシャルグループ」を設立(トップクラスのシェアを誇る地銀同士の統合は初)。

・11月2日→札幌信用金庫と北海信用金庫・小樽信用金庫が、2018年1月をめどに合併すると発表(道内の信金では初の1兆円超)。

・12月3日→石油元売り国内首位のJXホールディングスと同3位の東燃ゼネラル石油の2社が、2017年4月を目処に経営統合を行うことで基本合意(2位の出光興産と5位の昭和シェル石油は11月12日に経営統合に向けて基本合意しているため、石油元売りは4位のコスモエネルギーHDとともに大手三社体制に。)。
などです。

今後は、中小企業でも経営統合のニュースを耳にする機会が多くなるのではと感じております。


個人的には、今年の1年間は、右往左往しながらあっという間に過ぎ去っていった印象があります。
今年は、自分の体力のなさ、パソコンスキルのなさに驚愕する日々でありました。
今後、鍛えなおさねばと感じております。

さて、現在私が取り組んでいるのが業務のマニュアル作成です。
マニュアルは、「業務に携わったことがない人でも業務をこなせる」ことをテーマに作成し
ています。
業務に携わっている当人は分かっているとしても、それを他人に伝えることの難しさを実感しています。

マニュアルを作成するうえでは、マニュアルの網羅性とともに、資料の一覧性を意識しております。
まずは、業務の一覧表を作成し、業務を細分化して書き出します。
どの数値とどの数値を合わせたらよいか、という重要ポイントの記載はもちろん、どのボタンを押すとどの画面がでてくるかなどを記載し、マニュアルを見ればマニュアル作成者に質問しなくてもわかることをテーマにしています。
そのうえで、ときには、プリントスクリーンで作業画面を張り付けたり、フローチャートを加えたりしながら、見やすくできないか・・・と、悪戦苦闘の連続です。

マニュアルの作成を通じて、どうすれば合理化できるか、情報共有ができるかという視点も持ちながら、マニュアル作成に取り組んでいきたいと思います。


最後までご覧いただきありがとうございました。
少し早いですが、来年も、皆様にとって良いお年となりますように!