AirMac Extreme が突然壊れ急遽FONを利用して急場をしのいでいたのだが、これを機会に自宅のネット環境を変更した。
これまでは、BフレッツのONUにス光電話ルータ(RT-200KI)と、インターネット接続用ルータとしてのバッファローBHR-4RVを、スイッチングハブで分けてそれぞれに接続していた。
光回線ーーハブーー+ーーーー光電話ルータ(RT-200KI)ーー+
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+ーーーーBHR-4RVーーー+ーーーーーー+
+ーー AirMac
+ーー FON
+ーー Mac mini
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このBHR-4RVは、VPNサーバー機能のために利用していて、そのLAN側に AirMac Extremeを接続していた。更にBHR-4RVのLAN側と、光電話ルータのLAN側も接続してVPNで接続したMac等からSIPを使って、自宅の電話の内線として利用できるようにしていた。Mac mini は普段スリープしていて、必要になったらWOLで起こすのだ。
さて、AirMac Extreme を購入しようかとも思ったのだが、どうもインターネット接続のルータと無線LANルータを2台稼働させておくのも電気のムダだということと、AirMac Extremeにインターネット接続を行わせると、VPNサーバーを別に動かす必要がある。
で、今回導入したのはバッファロー WZR-HP-AG300H だ。
理由は、VPNサーバー機能とWOL機能があり、無線LANも802.11 a/b/g/n に対応していて、2GHz帯、5GHz帯それぞれ二本ずつアンテナが付いてハイパワー&高速だということ。それに実売価格が AirMac Extreme の半額以下だったから。
AirMacでないための制限としては、TimeMachineやAir Playが使えないことなのだが、TimeMachineは直接USB接続で使っているし、Air Play用には AirMac Express がある。
ということで、壊れた AirMac ExtremeとBHR-4RVを外して、WZR-HP-AG300Hと置き換えた。
WZR-HP-AG300Hは、省エネ機能もあるので、平日は深夜0時30分から午前5時30分の間はルータをスリープさせる設定にした。(曜日ごとに設定できるので金土は遅くまで動くようにした)それと写真のように表示ランプもオフに設定している。
また、外で利用することもあろうかと稼動し続けていたFONは、止めることにした。(省エネ対策で)
WZR-HP-AG300Hの設定は、だれでも簡単にできるようにとの配慮からか、マニュアルも「かんたん設定」しかなく、設定用アプリも用意されているのだが、私のようにちょっと変わった使い方をする場合は、すごくやりにくい。ブラーザーで接続して設定できるのだが、出荷時の設定のID・パスワードやIPアドレスなどは、CD-ROMに入っている取説を見て探さなければならない。なんて不便なんだ。
無線LANルータがそれだけポピュラーになってきていることの現れなのだとは思うけど、あまりブラックボックス化しないで欲しいな。