まずは…我が家の8歳半になる
凛太郎がアジソン病との診断をうけ
一週間の入院、昨日退院しました。

別名、副腎皮質機能低下症
ホルモンを産生出来なくなる病気です。

副腎皮質ホルモンは、
体をストレスから守ったり
食欲を増加させたり
体内の電解質(ナトリウムやカリウム)
のバランスを整える生命に
重要な役割があります。

アジソン病の症状は、食欲が落ちる
元気がなくなる、吐いたり
下痢したりする、体重が落ちる
低血糖で倒れる場合もあります。
状態が良くなったり悪くなったりを
繰り返すのも特徴でなかなか
判断が難しくもあります。

~ここからは凛太郎の入院前から
退院までのお話~備忘録もかねて

2月10日
食べる気はあるものの
上手にご飯を食べない。

2月11日
久しぶりに広いランへ
皆と元気に遊んだものの
夕飯を全く食べようとしない
そして嘔吐
(ランではおやつを欲しがり食べる)

2月12日
朝一でかかりつけの病院へ
エコーをとってもらう
胃の中は空っぽでガスが溜まって
腸がなんかしらで炎症を起こしてる
とのことで、胃腸炎のための
皮下点滴と絶食
夜、嘔吐、下痢

2月13日午前
触診でまだ腸が固いようだから
皮下点滴、絶食
これで良くならなければ
明日詳しく検査と。

2月13日深夜
嘔吐、下痢、意識障害が出始め
飼い主がわかるくらいの低体温に。
「静岡市深夜救急病院」へ駆け込む
低体温、低血糖、低血圧、脱水
極めて危険な状態。
血液検査が出来ないくらい
血がドロドロで3回採血して
ようやく。
結果、アジソン病の疑いがあるが
断定出来るほどの機材がないため
応急処置をしてもらう。
くったりはしてるものの
意識は復活
治療時間は0時~4時近くに及んだ。

2月14日
朝一でかかりつけへ
着くまでの間は
いわゆる嗜眠状態
呼び掛けにも反応が鈍く
なかなか目覚めない
着くやいなや集中治療室へ
詳しい検査の結果
アジソン病と確定+なんらかの
腸の病気を併発
カリウムの数値が異常に高く
直ちに治療を開始しないと
心臓が止まる可能性有り。
入院、集中治療室での24hの
静脈点滴開始

2月15日~21日
毎日面会に。
行けるときは午前午後2回
面会時間ははじめの二日間は
5分づつ、その後10分、15分と
増えていった。
それと平行して面会にいくたびに
状態が安定。
家族パワーは凄いと担当医も
感動したほど。
それでも病気が病気だけに
急変することも有りと。
病院からの電話がかかって
こないか怯える日々…
19日位から目にも生気が!
20日に静脈点滴が外れ
皮下点滴に。
身軽になり嬉しそう。
凛太郎の生命力に嬉しくなる。

2月22日午後
退院‼

これから毎日朝晩2回の
投薬治療、定期診療、検査。
ストレスが大敵で
なんらかのストレスを受けると
薬の量が足りなくなり
悪化、急変してしまう病気です。
緊張の毎日になりますが
他の3頭やお友達、私達と共に
楽しく天寿を全う出来るよう
ケアしていきたいと思っています。

長くなりましたが最後に

愛犬の状態の変化
飼い主の素早い判断
夜中でも診察してくれる病院
安心して任せられる病院
この4つは特に大事だと
痛感しました。

そして、応援してくれた皆様
有り難う御座いました‼
これからも凛太郎共々
宜しくお願い申し上げます‼