　　　　　　　５月９日（木）　はれ

　　　　　　山仲間で恒例になっているシャクナゲ観賞登山- 今年も英彦山の籠水峠

　　　　　　から南岳に登って見に行った。

　　　　　　ルート　鬼杉口－鬼杉－大南神社分岐－裏英彦山－籠水峠－鹿の角－鬼

　　　　　　　　　　の舌－南岳山頂－鎖場－材木岩－鬼杉－鬼杉口

　　　　　　同伴者　IS会長、Sあさん、Yさん、CAT　（四名）

　　　　　↓　英彦山は雨毎に道が変わる。そんな谷の徒渉場から修験の山へ入って

　　　　　　　行く。　　　　　　

　　　　　↓　推定樹齢1200年と言われる県下一の鬼杉。谷の環境に恵まれてまだ

　　　　　　　まだ元気だ。

　　　　　　　ここに来るとおしゃべり蛙の女性登山者達も言葉を忘れて黙り込む。

　　　　　　　静寂の中、凛とした鬼杉を見上げると女性成らずとも男どももポカン

　　　　　　　と口を開け見上げてしまう。心落ち着く谷だ！

　　　　　　↓　新緑も深まる中、うまい空気を吸いながら登って行く。

　　　　　↓　苔むす森はもののけ姫が現わせそうな（　＾ω＾）・・・。

　　　　　　　緑々とした森の中、籠水峠へ詰めて行く。

　　　　　↓　籠水峠から見上げる大岩壁。ここ籠水峠は日田との分岐で、猫の丸

　　　　　　　尾から岳滅鬼峠へ行く分岐でもある。ここにむかし籠水宿があった

　　　　　　　と聞く。行き交う修験者達の姿を想像してしまう・・・。

　　　　　↓　未整備ルートだが、籠水峠から薬師峠向かう裏道を少し入った所から

　　　　　　　痩せ尾根を登り、籠水峠から見上げた岩壁の上へ回り込んで行く。そ

　　　　　　　してシャクナゲの樹がポツポツと・・・。

　　　　↓　大岩壁の上からは見晴らしが抜群で、猫の丸尾から岳滅鬼岳、大日岳を

　　　　　　望む・・・。そして遠くくじゅう連山、阿蘇山も今日はよく見えていた。

　　　　　↓　そして稜線を登り1071ｍの鹿の角で一息入れる。ここからすぐ正面

　　　　　　　に英彦山南岳が迫る。どう見ても登れそうにない侵食されたビュート

　　　　　　　の山。この辺りもシャクナゲの樹があるが、既にピークを越えていた。

　　　　　　　ムムッ

　　　　　↓　南岳に登るためには、鬼の舌と言われる崖を登らねばならない・・・。

　　　　　　　今日最大の難所だ。声を掛け合いながら登って行く。シャクナゲが

　　　　　　　ポツポツと咲いているのだが皆そんな余裕は無い。(笑)

　　　　　　　鬼の舌の取り付きから見る由布岳(^^♪

　　　　↓　鬼の舌を登り上がると台地に出る。毎年ここのシャクナゲを楽しみに

　　　　　　登るのだが、今年は裏年の様で花を咲かせた樹が少なかった。そして

　　　　　　ピークも過ぎていた・・・。それでも写真に収めながら見て回る。

　　　　　↓　シャクナゲを見て南岳山頂へ。今日会った登山者は一人だけ、静かな

　　　　　　　山頂に中岳から上宮改修工事の音が聞こえていた。

　　　　　↓　昼食・・・最近皆さん手作り弁当が多い。で今回も皆さんにお裾分け

　　　　　　　を頂く。CATさんは食の無い時代に育ったからね～と皆が笑う。

　　　　　　　CATの食は買った調理パン。結構最近これにはまっている。(^^♪ｖ

　　　　　　　中岳の上宮改修工事の音を聞きながら話は弾んだ・・・。

　　　　↓　下山は鬼杉から直登する厳しいルートを下る。アルプスの山々を経験

　　　　　　しているとは言え、若い頃とは違うからね～等と話しながら、みなで

　　　　　　慎重に下って行った。

　　　　　　鬼が置いて行った材木(柱状晶岩)と言う伝説の岩を通り、無事鬼杉ま

　　　　　　で戻った。

　　　　　　今年のシャクナゲは裏年で残念だったが、反面また来年が楽しみだ。

　　　　　　そんな事を話しながら英彦山を後にした。

　　　　　　みなさんお疲れ様でした。次回のミヤマキリシマもよろしく。

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　　　　　　今日の晩酌

　　　　　　今年のシャクナゲは花が少なく残念だった。だが少ない方が風情があ

　　　　　　っていい（　＾ω＾）・・・。なんて思いながらの晩酌だった。

　　　　　　次回はくじゅう連山のミヤマキリシマだが、その前に尺岳山頂のヤマツ

　　　　　　ツジが見に行かねばと・・・。