もう10月に入って1週間以上経つのに暑いです。週末から30℃近い気温が続いており、いつ衣替えしたらいいか、迷っています。

 

さて、大学の方ですが、リーディングが多くて毎日ヒーヒー言いながら、何とか読み終わっています。今日は、言語習得に臨界期があるかという話題でした。先生は、臨界期があると強く信じているので、それを強く押していました。私も残念ながら、あると思っています。なかったら、大人でも簡単に言語習得できて、日本では英会話学校のビジネスなど必要なくなるかも…とか考えていました。確かに幼い時に言語を習得した方が、いいのは分かっていますが、いつの時期に臨界期が来るのかは、まだ研究段階だそうです。今のところ、発音が一番最初になくなるそうです。だから、小さい時に海外に住んでいた人しかネイティブ並みに発音ができないそうです。(中には言語の優れている人もいますが、その人たちは例外ということで。)小さい時というのは3歳ごろまで、という結果だでているそうですが、それより若い時に臨界期が終わるという研究者も中にはいるようです。

今日の授業ではTransfer(転移)について習いました。第一言語が第二外国語にどのような影響を与えるか、また、第二外国語が第一言語にどのような影響を与えるかについて考えました。

 

第一言語が第二外国語に影響を与える例はたくさん考えられました。

たとえば、第一言語がスペイン語の人は英語を学ぶ際に、似たような単語があるから、第一言語が日本語の人より容易に英語を習得できる、です。

でも、必ずしも、第一言語がスペイン語の人の方が、第一言語が日本語の人より有利になるとは限らないらしいです。言語が似て過ぎて、でも多少の違いがあれば、第一言語に頼ってしまい、第二外国語の習得が遅くなるそうです。あえて、全く異なるもしくは、言語に存在しない方が習得が早くなる場合もあるそうなので、一概と「これだ!」という法則がないそうです。

 

では、第二外国語が第一言語に影響を与える例を考えると、意外と大変でしたが、たくさんありました。

たとえば、日本に長く住んでいる外国人は、母国に帰っても相槌をしてします。

また、ジェスチャーが日本人らしくなっている。日本人のように言い回しをしてしまう。のような例が挙げられました。

 

この二つの視点から言語習得を考えると、言葉と文化が与える影響ってすごいんだな、と思いました。おそらく私も英語(アメリカ人)っぽくなっているかもしれませんが…。

 

 

毎回新学期が始まると、同じように背中が痛くなります。

たぶん、ずっと座っていてるからかもしれません。

学校がある日は、朝は図書館で勉強して、午後から2時間半の授業に行っています。

運動という運動は、朝、駅から学校まで20分ぐらい歩いているぐらいです。

帰りは、電車の関係で、学校から駅までシャトルバスを利用しています。

 

学校がない日は、文献を読んだり、レポートをパソコンで書いたりしていて

ほぼ一日中座りっぱなしです。

 

こんな生活をしているから体が凝ってしまうんですよね。

ですから、今日から、また少しずつ運動することにしました。

 

今日は、初日ということで15分ぐらい軽いジョギングをしました。

夏休み中は30分ぐらい余裕でできていたのに、また体力低下してしまいました…。

ジョギングよりも、終わった後のストレッチの方が気持ちよかったです。

これから寒くなって運動する気がなくなりそうですが、健康も兼ねて頑張りたいです。

また、学校に行く日はジムにも行くようスケジュールを調整しようかな~。

 

きょうは授業が終わってから

「留学生交流会」があったので

顔を出してみました。

 

日本人の留学生に会えるかな?と思っていましたが

日本人はいませんでした。

アジア系の人はいましたが、韓国や中国からでした。

 

今までキャンパスであった日本人は

私の学部の先輩2人と、

他の言語学系の学部の先輩の合計3人です。

しかも、みんな男性なので、日本人の女性ともお話したいなあ、と思い、

今回は交流会に参加しました。(でも、大和撫子には会えず…)

 

でも、同じ学部の韓国人の先輩も参加していて

一緒にお話しをし、交流を深めることができて、よかったです。

 

過去にオーストラリアに留学したときは

他の日本人とは交流しない!というスタンスでしたが、

今は、アメリカに長くいる予定なので、日本人とのコネクションが欲しいとちょっぴり思ったりしています。

 

今日のSLA(第二言語習得方法)のイントロ・レベルのクラスですが、主に教授法について講義するので、私は結構好きです。

日本語教師として、物事を考えるので、生徒たちはどう思うだろうか、実際に学校で導入できそうかどうかなど、考えています。それを他のクラスメイトと一緒に語り合うのも楽しいです。

 

今日はTasked-Based Teachingについて勉強しました。実際に言語を使うTask(課題・シナリオ)を作り、でも文法の説明をせずに、そのTaskを成し遂げるための言語活動を指導する方法です。

Task-Based Teachingを支持する人たちは、子供が言語を習得したように、第二外国語を習得するべきだ!と主張しています。確かにそれは分かりますが、第二外国語と第一言語の習得方法は異なるような気がします。

ですから、私はこれはいまいち納得がいきません。それに、文法を説明しなかったら、正しい文法で話せるようにならないような気がしますから。そして、今、実際に教えているクラスでは、Taskもあり、文法の解説もしています。(生徒たちにはこの方法は好評です。)先生によると、これはTask-Supported Teachingになるそうです。

 

どの方法も良し悪しありますし、まだまだ勉強したての私なので、そんなに強く拒絶しないようにしています。もしかすると、将来Task-Based Teachingを支持する先生になっているかもしれません。これから、もっと知識を増やして、生徒が第二外国語を習得しやすい教授法を見つけていければ、と思います。