自分でも気づかぬうちに、考え方が凝り固まっているかもしれない
「ある本との出会いで流れが変わる」でも書きましたが、自分の内面と向き合うことは、婚活においてとても大事なことだと思います。
生まれたときから共に過ごす家族は、自分の価値観の基準になると思います。
そのため、両親の仲が悪い環境で育てば、結婚に対してネガティブな印象になると思います。
昔の知人で、「結婚願望が全くない」という女性がいました。
理由を聞くと、ご両親の仲が悪かったらしく、毎日喧嘩しているところを見ていたそうです。
「結婚したらあんなふうに毎日つらい思いをするから、結婚したくない」という考えに行き着くことも理解できます。
無意識で、「結婚は喧嘩が当たり前」と思うかもしれません。
また、父親が厳しかったり、母親から毎日父親の愚痴を聞かされていたりすると、無意識のうちに、「父親(男、夫)は厳しいもの」「父親(男、夫)はダメな人」と考えるようになり、幸せな家庭をイメージできず、結婚に対してネガティブな印象が刷り込まれてしまっているかもしれません。
頭では結婚したい(結婚しなくちゃ)と思っていても、「心が結婚したがらない」という状況が起きるかもしれません。
また、無意識で男性に対して悪いイメージを持ってしまうため、男性に会っても気づかぬうちに見下してしまったり、「きっとこういう悪いことを考えているに決まってる」と、悪い方に決めつけてしまうかもしれません。
過去のトラウマが原因で「男性=悪」になっていると、どんないい人に出会っても、「きっとこの人だって悪い人なんでしょ」と粗探しをしてしまって、良い部分に目がいかず、交際を続けることが難しくなると思います。
それがいけないのではなく、そういう環境で過ごしてきたことや、経験がそうさせているので、それは仕方のないことです。
でも、そんなマインドも、努力次第で変えられるのではないかと思います。
そのマインドを、少しずつでも変えていければ、男性に対する意識が変わると思います。