サッカーのPK戦もそうだが、ハンドの7m合戦も残酷だ
特に引退試合が7m合戦での決着だと余計にそう思う
自分が選手だった時は7mが得意だったから、全然よかったけど、監督をする立場になるとできれば避けたいと思ってた
ちなみに僕の現役時代の7m阻止率は95%を超えていたと思う
あまりにも僕がとめるものだから、チームメートが残り時間が少なく接戦だと、わざとラフプレーで7mに持ち込んでたぐらいだし
なんでそんなにとめれたのか
コツはいくつかあります
性格分析
例えば、きわどい場面で弱気になりそうな場面だと、すっぽ抜けを恐れて利き手側に投げることが多い
他にも上だと外しそうだから、できるだけバウンド気味に投げようとしがちだと思う
あと、フェイントをかけて投げようとする子は自分で反動をつけたせいで、隅を狙うコントロールが失われるため、GKの体周辺に投げがちだ
そういういろんな分析からコースを読むことも可能だ
とはいえ、いろいろ考えて迷う場合もある
その時に使えるテクニックが、野球をやっていたときに学んだ周辺視を利用した止め方
これはある程度動体視力を鍛えとかなければいけないのだが、これが使えると余計なことを考えなくても普通にとめることができる
具体的にいうと、シューターの肘にしぼって、肘周辺をぼんやりみる方法です
瞬間的に肘の傾きでコースが読めるんだけど、集中力と動体視力を専門的なトレーニングで鍛えた経験があれば、学生レベルであればほぼ感に頼らなくても止めることができると思う
ハンドでこのやり方を教わることは少ないけど、野球では一般的にやられるやり方で、この方法は結構使えるかと思います