Donaldのブログ
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本能に気づかされた夏

昨年脳に腫瘍が見つかった。画像をみたときにそれが延髄の裏に出来ていることはすぐわかった。と同時に最悪死ぬとまでわかった。思ったのではなくわかった。一応医学生だったのでそのぐらいの知識は身につけていた。
そのとき何を思ったか。
あー上手いもの食いたい。あー散財したい。あー女の子と遊びたい。
他にも男、人間の煩悩はいろいろあるものだろう。
けれどもそういった類いのことじゃなかった。
あ、まだ子供育ててない。まだ死ねない。
自分でも不思議だった。理由は分からないがまずこれが頭に思ったことだった。
術後半年以降経って振り返って考えるに、結論は「人間も動物だ」ということだ。
結局動物なんだと思う。文明や文化的営みを行い他の哺乳類動物とは異なる進化を遂げてきたが、死を意識した瞬間、本能が呼び起こされたのだろう。
人間、動物の本能。それは種の保存である。子孫を残すこと。これが究極の本能だと思う。
それ以来自分の考えがいろいろと変わった。
医者になって小児の心疾患をどうにかしたい、という熱い気持ちは変わらない。FOAT仮説に基づく妊娠中の女性の栄養学を変えたいという思いもある。けれども子育てが一番大事だという絶対的優先事項に気づいた。
恋人に対して求めるものも変わった。美しさなどの外見、性格などの中身の要素。それもひっくるめてなのだろうが、自分の子供の子育てを任せることができるか、ここに集約された。もちろん自分も全力で子育てをしたいと思う。それにはいろいろとクリアしなくてはならない問題があることはわかってる。主夫をするのも一つの選択肢だろう。
もう一つ思うのは自分の子供の為に良い「環境」を準備しようということだ。動物が子育てをする巣が安全で食料に困りにくい場所を選ぶように、まだ存在せぬ我が子の為に良い「環境」を準備したいと思う。安全な社会や平和な社会、安心して暮らせる街。その目線で見ると小学生の列に車が突っ込む、などというニュースは恐ろしい。飲酒運転のニュースも見方が違ってくる。

いろいろな変化が起きた。去年の夏、自分は絶対にぶれない芯をもった。

たまには書いて頭を整理する

たまには書こう。
こうしてblogという形でその時そのときに思っていることを書いておいて後になって見返すと良いことがありそうだ。文章にすれば気づきやすい。

グーグルでニュースを毎日チェックしているが、つくづく日本は平和な国だと思う。
これがトップニュースかと言いたくなる内容もあれば、これは報道しないのか!と言いたくなる内容もある。そういう意味だとNHKの7時のニュースは気になる。今日は何をtopに持ってくるのか。

上司がいらっとくる若者言葉がいろいろあるそうだが、若者言葉に限らずnegativeな言葉を発するやつは好きではない。そういう発現は耳にしたくない。negativeとは、と定義はないけど「あ~疲れた」とかも正直あまり聞きたくない。「きつい」「だるい」「うざい」とかは若干25歳の自分が聞いててもうんざりする。基本的なことだが意図の悪口や愚痴も耳にしたくないものだ。幸いにして自分の周りにはいない。
negativeではないが「超」「神」「やばい」の三語も勘弁してほしい。意味が分からん。「神」とかいうのが褒め言葉というか超人的な意味合いで使うところに日本人の無宗教具合と絡めて考察すると面白いかも。

先週末に術後初めて車を運転した。福岡から熊本まで。高速道路はたらたら走行車線を走れば良いので意外と大丈夫だったが、どうも車が道路の真ん中を走ってないように感じる。そして判断力が落ちている。というか鈍い。ゆえに車線変更時にタイムラグが出来てしまい事故の元になりそうだった。市街地は思いのほか苦労する。
リハビリの先生がおっしゃっていたが、焦って出来ないことをいろいろとやろうとしなくて良い。いつか必ず「あ、やってみようかな」という時がくる、とおっしゃってた。
たしかにそうだった。なんとなく車の運転にtryしてみよう、と思った。不思議なもんだ。

新年の挨拶を掲載しそびれた場合

お年賀でfbにお祝いを書いてあるページに一件一件返信していたら結構な数になってしまい。けど差別は良くないので全員にと一日目だけ頑張りました。二日目はもう書いてません。
そして自分のお年賀の挨拶は載せてません。なんかいいかなと思ってきました。
いろいろと企画は考えたんですけどね。
国試の予想問題を付けるとか。けど学生時代自分の予想がことごとく外れていたのを知ってますので辞めとくかってなりました。
ギャル風な挨拶も考えましたが、上の先生方もご覧になってくださるので却下。
結局お会いしたときにご挨拶いたします。

iPhoneからの投稿

死なずとも

明日死ぬかもしれないと思って毎日を生きる。
なんてことが言われるけど、実際健康な成人が一日で死ぬことは滅多にない。今の医療をもってすれば心臓がサボっても生きられる時代だし、呼吸がサボっても生きられる。

けども一日で死にはしなくても、挿管されて鎮静下におかれその後数日してなくなることはあると思う。
となると、毎日が実際問題自分の口から言葉を言える最後の時であることは言える。術後のきつい時期に感謝や愛を伝えようと思っても体がきつくて言うことをきかなかった。そんなことがあるんだと思った。


明日敗血症になってICUに入ってこの世を去ることも無きにしも非ず。最近そう思うと寝る前の時間が嬉しい。今日やり残したことはない。もう寝れる。そう思って眠りにつく。

iPhoneからの投稿

trfブーム到来


最近のマイブームです。
boys meet girlsがきっかけです。以前紹介した歌詞。
それでAmazonでベストアルバム買って聞いてます。
そしたらもう一つ好きな曲が。
Legend of Windという曲。
歌詞が好きです。これまた。

fbで救急の先生がご紹介くださった記事の中にいいのがあったのでどうぞ。

どれだけ知識を植えつけても、時間がたてば人間はその記憶を失ってしまう。いざというときに無意識に行動できるようになるには、実践によって知識を定着させることが必要だ。

この教えによって釜石市という岩手の地の小中学生の99、8%が助かったらしいです。素敵です。
この教えはいろいろなことに活かせそう。身につけよう。

iPhoneからの投稿
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