食と文化が教えてくれること | 女将 YUKA

女将 YUKA

銀座の小料理屋【花りん】女将。
料理教室【月華庵】主宰。

四季を彩る家庭料理が健康の源である。
日本の食、文化、おもてなしの心を継承させていく。



昨日はひなまつりでしたね!


私は今年もひなまつりのお祝いを。





去年もちらし寿司だったけど、今年もちらし寿司です!




じゃないと、このおひつを使う機会がない。。笑

こちらが、去年の。



去年のが派手派手ですね。






二合炊いたけどあっという間になくなってしまいました!

あとは




はまぐりのお吸い物。

はまぐりは、平安時代には「貝合わせ」遊びなどで知られ、ひな祭りの代表的な食べ物です。

はまぐりの貝殻は、対になっている貝殻でなければぴったりと合いません。

なので、仲の良い夫婦を表し、一生一人の人と添い遂げるようにという願いが込められた縁起物なのです。

ひなまつりには、はまぐりを食べることが多いですよね。


そのほかは


さわらのムニエル。  






海老入り茶碗蒸し。



昔から、こういった日本の行事や季節に合わせたごはんを母が作ってくれていたこともあって

私も家で行事に合わせてごはんを作るのが好きになりました。


祖母のところに住んでいた時は、

祖母はごはんを用意するだけでなく

玄関からリビングまで行事に合わせた飾り付けまでしていました。

デパートの催し物コーナーのごとく事前に準備を重ねて
行事を盛り上げていました。笑


今年は飾り付けまではできなかったけど、お花だけは飾って
季節感を出して。


なんてことないことなんだけど、行事や文化を大事にすること

その時の意味のあるご馳走を知り食べること


すると、心なしか豊かな気持ちになれるのがわかります。


食と文化を知ることは生きることを豊かにしてくれます。




将来、自分の子供にも

食と文化を知ってもらいたいなと自然に思えてきます。