ナマハゲ伝導士×公認会計士=?

ナマハゲ伝導士×公認会計士=?

ナマハゲ伝導士になって早くも5年以上経つが
振り返ってみると、ナマハゲ文化をほとんど広めていない自分がいた。

どげんかせんといかん(古っ!)

っということでまずはブログを書くことにしてみました。

Amebaでブログを始めよう!
結局1年以上更新していなかったですね。
でもまぁ気にしません。週刊少年ジャンプの某マンガ家さんなんて週刊のはずなのに
1年以上休載してるんですから(笑)

という訳で今日は大晦日ですね。
大晦日と言えば、やはり「ナマハゲ行事」ですね。

ナマハゲっていつ来るの?って質問を時々受けるんですが
実は大晦日(今日)なんですね。
※「今で〇ょ」なんて軽はずみな回答は伝導士としておこないません。

というわけで今回は大晦日のナマハゲ行事について1問1答形式で書いていこうと思います。


Q1:ナマハゲ行事っていつやるの?

A1:大晦日の夕方ころから行われます。開始時間はきちんと決まってるわけではないので集落ごとに異なりますが、終了時間は決まっていて、深夜0時前です。ナマハゲは「年の折り目に神が降臨して人々に祝福を与えるという古態」をとどめているため、かならず日付が変わる前に終了しなくちゃいけないんです。



Q2:ナマハゲって家に入ってきて何するの?

A2:腹から大きな声を出し、足を踏み鳴らしながら「泣く子はいねが、怠け者はいねが」と家中を探し回ります。そしてお行儀の悪い子供がいた場合には、お行儀よくするようにナマハゲが子供たちに迫ります(中には通信簿を見せて勤勉を約束させるなんてこともありますw)。



Q3:ナマハゲって大声だして暴れまわって迷惑じゃない?

A3:ナマハゲのその荒々しいしぐさは、家の悪霊や災禍を祓い清めると言われています。
戸をたたいたり、足を踏み鳴らしたりというのは、子供たちをびっくりさせるだけでなく、家にいる悪いものを追い払う効果もあるんです。



Q4:ナマハゲって勝手に家に入っくるの?

A4:これも時々聞かれますが答えは「No」です。このご時世そんなことやってたら物騒すぎます(笑)ナマハゲには先立ち役という人が一緒に付いて回ります。この先立ち役が、家の人にナマハゲが入っていいかを確認した後にナマハゲは家に入ります。




Q5:ナマハゲが来た時に家にいる人たちはどうすればいいの?

A5:ナマハゲ用のお膳を作り家の主人が丁重におもてなしします。映像とか見ると暴れてるだけの印象を持つ人も多いかもしれませんが、荒々しいのは最初だけで、後半は、家の主人との盃を酌み交わしながら世間話なんかをします。みんなで歌を歌ったりする地域もあります。




Q6:ナマハゲってどの家にも行くの?

A6:基本すべての家に行きます(子供がいない家も)。上記にも書きましたが、家の悪霊や災禍を祓い清めるという目的もあるので。ただし、例外があって、その年に不幸があった家には行きません。
不幸があった家に行くとナマハゲは汚れてしまうと考えられているからです。


とまぁざっとこんな感じで。
みなさんよいお年を!
みなさんは、ナマハゲのお面ってどんなものか知ってますか?

肌の色は赤くて、角があって、鬼のような形相の…ていう感じかもしれませんが


実はナマハゲのお面にコレっていうルールはないんですね。


時代とともにお面のデザインや素材も変わってきて

現在では各地区ごとに60種類を超えるお面が存在します。



デザインの種類としては

角があるものもあれば、ないものもあります。恐~い顔のものあれば、カワイイ顔をしたお面もあります。

色は

が多いですが、それ以外の色も結構あります。とかなんてのもあります。


材料で言えば

杉、ケヤキ、ケヤキの皮、杉皮、桐、その他の樹木、紙、ザル、トタン、ベニヤ、紙粘土、プラスチックがあります。



また、お面と言っても、必ずしも顔につけるものだけではなく

額につけるものや、手持ち用のものもあります。



お面を自体は各地区ごとに保管されていますが

こちらの施設に行けば、色んな種類のお面を一度に見ることが出来ます。



ナマハゲ館
http://www.namahage.co.jp/namahagekan/exhibit.php

※もちろん、秋田県ですが(笑)


気がついたら1ヶ月ほど更新できてませんでしたね…

この1ヶ月は

公認会計士試験合格→予備校主催の合格祝賀会→怒涛のES作成→連日続く面接

と、社会人になるためのスケジュールが目白押しでブログ書く暇がありませんでした。

暇といっても時間的な余裕ではなくて、どちらかというと精神的な余裕ですね(汗


さて本題に入って、ナマハゲの正体。

時間があいてしまったので今回は一挙2説書きます。

修験者」と「異邦人説」です。



まずは「修験者説

これは修験山伏達の姿がナマハゲになったという説なんですね。


平安時代の前期に、慈覚大師(円仁)という人が、天台宗(仏教)を伝来するために
男鹿半島に来島しました。

そして男鹿の山にお寺などを建てて、そこを宗教の中心地としたんですね。
(宗教施設は48坊、9ヶ寺あるそうです)

宗教の中心地となった男鹿の山では修験の場として、
長い間山伏達が極限を超す厳しい修行をを行っていました。

一方、男鹿の人々は、男鹿の山について「お山、お山(真山・本山)」と呼び親しんでおり、

彼らにとっては山伏たちとの交流の場でもあったんですね。

山伏たちに村に降りてきてもらって、
病魔・厄災除けの祈祷や神迎えの儀式もやってもらっていたとか。

こういった風習が形を変えて今のナマハゲ行事になったと考えられるのが、修験者説なんですね。




続いては「異邦人説

こちらは単純に、異国人の姿がナマハゲになったと考える説ですね。

難破船から漂着した異邦人が山に隠れ住み、時には人里に降りてきて

大声を上げて物乞いや略奪をしたものが元ネタではないかと考えているみたい
です。


今でこそ、海外の人の特徴を知っているから驚きませんが、

日本人=人間だと思っていた時代に

紅毛碧目の何かよくわからない言語を話している人間が目の前に現れたら

びっくりすると思いますし、ましてや漂流者なので、

汚れた衣服に髭面
だったことを考えると、

何やら得体のしれない化物が現れたと考えるのも無理はないかもしれませんね。


ちなみに、これに類似する説で、

こうした異邦人に対抗するために、村の若者が恐ろしい面をつけて町を出歩いた
とも言われており、こちらがナマハゲのモデルになったと考える説もあるそうです。

ただ、こちらも広い意味では異邦人説に含まれるみたいですね。