以前の記事→自己紹介①
二人目を出産後、一年間は育休をとりました。
ずっとそれまで仕事してたから
家で育児して家事して
その繰り返しがどんどん苦痛になり
どんどん私らしくなくなってきました。
でも、当時の私は
根本では「仕事を頑張ってた私が価値がある」って思い込んでいて、
家で育児家事してる自分が
価値がないような気がして
社会から取り残されてるような気がして
毎日モヤモヤと不安に押し潰されそうでした。
しかも、私は家事や料理があまり得意でもなく好きでもない。
毎日嫌なことして、
母親なんだから。。
妻なんだから。。という
世間体と固定概念ばかりがあって
相当無理してたと思います。
きっとあの頃はあまり笑ってなかった。
そして一年後、仕事にまたパートで復帰。
しかし復帰してしばらくして
子育ても家事も仕事も
ちゃんとしなきゃ！頑張らなきゃ！
生活費稼がなきゃ！
と、一緒に住んでる母にも甘えることなく
一人でかなり頑張ってた。
ダンナさんもなにもしない人だったし、
今思えば素直に甘えて家事や子育てに協力してもらえば良かったのに
全部自分で背負って、
自分が我慢して、
自分の幸せなんて考えなくて、
プライドや世間体ばかり気にして、
いつの間にか自分のことは全て後回し。
全然自分の事を大切にしてあげられてませんでした。
私は、自分が存在している罪悪感と自己否定が強かったのだと思います。これはきっと小さい頃から。
根底に
こんな私が。。
（幸せになっちゃいけない！甘えちゃいけない！みたいな）
というのがずっとありました。
それに気付いたのはその後、
パニック障害になってからです。
ある日、突然 過呼吸になり身体が硬直し倒れました。診断はパニック障害。
しばらくは
コンビニ行くだけで
散歩するだけで
過呼吸になり動悸とめまいと身体の硬直。
もう外にも出られなくなり
家事も子育ても何もかも出来なくなりました。
その間は
母が全て家事もやってくれました。
でも私のなかで罪悪感は増すばかり。
こんな私のせいでみんなに迷惑かけて情けない。申し訳ない。って責め続けました。
でも、病気してはじめてゆっくりする時間ができて初めて自分と向き合うことができました。
それまで毎日ただ、がむしゃらに生きてた感じだったからね。
自分が今なに食べたい？
今自分は何したい？って自分に問いたときに
分からなかったことは今でも覚えてます。
それだけ自分を無視してたのです。
それからは徹底的に自分を甘やかして
人に甘えて、
子供にもダメな所たくさん見せて、
ダンナさんにもできないことはできないと言って、
母にも家事をお願いするようになって、
大好きなSMAPの音楽たくさん聞いて、
自分へのお手入れも頑張りました💗
少しずつですが私を取り戻す作業をしていきました。
そして、悩みに悩んでもう自分の事を無理させるのはやめようと15年勤めたサロンを退職。
生活費を稼ぐためと言ってた言い訳や
自宅サロン開業を反対してた夫と母のせいにして本当は自信がなくて踏み出せなかった自宅サロンを始めることを決心したのです💗
パート⑤へ続く。最終回(笑)
オープン時のひかりサロン✨