![]() | まわりの人と「うまく付き合えない」と感じたら読む本 (だいわ文庫) 702円 Amazon |
タイトルにとてもひかれました。
人との付き合いなくして
仕事も
家庭も
子育ても
遊びも
できないからです。
内容は3つの章で構成されています。
第1章
人間関係はなぜ「うまくいかない!」のか?
冒頭で本当の「問題児」が誰なのか?
と問いかけられます。
家族が話を聞いてくれない
仕事仲間が意見を受け入れてくれない
店員さんの態度が気に入らない
自分が間違っているなんて思わないし
まわりのみんなが嫌な態度をとる
そんな考え方を冒頭から崩されます。
きっと自分なんだろうなぁと思い
読み進めてみたら
やはりすべての問題は
自分の中にある、と。
以下は
本文よりなるほど!と感じたところを
抜粋してみました。
ほとんどが、
「本文に太字で書かれてある文章」を
そのまま写しています。
それは、どれもこれも
今の私には響く言葉ばかりだからです。
●悩みをつくっている原因はほぼひとつ
「その出来事をつらい、問題だと感じる心」
●自分の価値観に合わない言動は、自分が「普通はこうする」「これが正しい」と思っていることを否定されたようで、心が激しくざわつく
●ある特定の言動や出来事に対して、勝手に傷つく人や必死に自己正当化する人に共通するのは、「自分に自信がない」そして「すねている」
●いいひとほど「自身(=自信)」がない
●「いいひと」は、「自分の本心にウソをついている」
●「いいひとでいれば嫌われない」という考え方を持っている人ほど、実は腹が立っていたりする。
●「自分がない」は、言い換えると「自身がない」ということ。
「自身がない」は、言い換えると「自信がない」ということ。
「自身がない」から「自信がない」
●「いいひとぶる」のは、嫌われたくないから
●「いいひとぶる」というのは、人に嫌われる、見捨てられる「怖さ」からスタートした行動
●「いいひとでいよう」とするほど、まわりの人の言動に対する心の許容量が小さくなる。
●「正しい自分」が自分を苦しめる
●「いいひと」になろうとするほど、「本当の自分の気持ちを否定する」ことになる。
●嫌われるのが怖くて我慢しているのに、そんな自由にして。ずるい。羨ましい!
●本心では、自分だってそうしたいと「強く思っている」から、心が暴れ出してしまう。
●自分が「ちゃんとしている」「正しい」と思えば思うほど、自分のまわりが「正しくない人」「ちゃんとしない人」だらけになる。
●「嫌われたくない」という願望の裏には、「自分は愛されていない」という欠乏感がある。
●「欠乏感を埋める」ということは、自己を実現するということ。これが自己実現。
●過去の自分を肯定するということは、今まで「見ないようにしてきた」「なかったことにしてきた」本当の自分と仲直りするということ。
●自分の中にあるネガティブな思いや言動は、いつもいつも「嫌いな人」に姿を変えて、目の前に「これも自分だよっ」と現れる。
●自分が無意識にとってしまう行動派、ほとんどの場合、過去の経験の中に源流がある。
●自分を守るためにどんどん「鎧」を重ねていってしまうと、その下の「他人によってつけられた傷」そのものはいつまでも経っても治らない。
●心の古傷 いつかどこかで繰り返し聞いた誰かの価値観
●物心つく前から教えられてきたことは「当然そうすべきもの」としてその人の思考の基礎となる。自分の中で~するべき・~するべきでないと「ルールづけ」をする。
●「守らなかったら親に怒られた。ひどいときには叩かれた」といった記憶が古傷となって、それを「守らないこと」「やらないこと」が、恐怖につながる。
●時間を守らない=怒られる=いい加減な人間だと思われる=嫌われる=居づらくなる=一人ぼっちになってしまう
●「いいひとのフリ」をする人というのは、このまもらなければいけない「べき」が多すぎてきが休まる暇がない。
●記憶は「事実」ではなく「印象」
「印象」だけが残っていて、その印象に沿うように出来事を思い出して(事実として作り出して)いく。
●記憶はねつ造されている。
過去のことを「今」話すと、今の記憶になる。
●自分が自分のことを「劣っている」と思っているから、まわりの言動が「自分の劣等感をあざ笑っているように」見える。
●できない自分が嫌でがんばりすぎる。
●刺激の強い「褒め」を求め続けてしまう。
●セルフイメージは、自分の今までの人生の集大成。
●心のラットレースから抜け出す。
●恐怖→埋めようと行動する→なんとか成果(評価や安心など)を収める→その成果を失う→不安に襲われる→また埋めようと行動する
●試しに、今感じている不安は幻想なんだと思って見る
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本書を全部読みましたが、
何よりも心に響いたのがこの第一章でした。
第一章はつらい気持ちをどうやったら楽にできるのか
といった単なる小手先のノウハウが書かれているのではなく
悩みの根源を元から見つけ出す
キッカケがたくさん散りばめられています。
こういった類の本は
10年ほど前に1度読んだことがあったのですが、
つらい気持ちを作り出している「原因」を見つけるのではなく
今あらわれている症状(つらい気持ち)を
どうしたら手放せるのかといったノウハウ本でした。
当時は藁をもすがる気持ちで何度も読んだものの
一向に気持ちは楽になれず
かえって疲れてしまいました。
今思うのはノウハウだけでは変われないということです。
そしてこの本は
悩みという得体のしれないモノを作り出している
自分という機械がその生産をとめられるきっかけになります。
読んで1ヶ月ほどですが、
店員さんの態度に対してイラッとしても
あ、イラッとしてる…
私が正解じゃない…
何かに反応している自分を
客観的に感じられるようになっています。
これからも何度も読み返したい本のひとつだと言えます。
では、また。
