そもそも焦点の合わない眼で見ているのだから残像みたいなわたしを本物と思い込んでしまっているのだ。
触れようとしたって空を掴むのは当然の沙汰だろう。






わたしは

この世に生まれ来る全てのもの達に「ご愁傷さま」と祝福の泪を流し

この世に別れを告げる全てのもの達に「おめでとう」と畏敬の笑みを向けたいのだ