記憶が新しいうちに出産レポートまとめます。
長いです
※今日と書いてあるのは出産当日のことです。
私は本格的な陣痛から出産まで約30時間かかりました。
本格的な陣痛の前も32時間、5分間隔の陣痛に悩まされ、出産前は3日間ほぼ徹夜で出産の前日の夜は立ったまま一瞬意識を失うこともあるほどの状態になっていました。
出産前日はたまによい陣痛がくるのですが、間隔が短くならず一定にならないのが良くないと言われ先の見えない陣痛に絶望感を感じていました。
そんな時、出産前日の当直の助産師さんが一度ヨガセミナーで会った方でしたが、とても親切な方で陣痛で眠れない私を気にしてくれて何度も様子を見に来てくれたり、今後の不安なこともたくさん聞いてくれました。
今後の話では陣痛促進剤を使う可能性があるけど、休日だから担当の先生の考えによるところが大きいと言われました。たまたま今日が私の主治医だった先生が回診の担当の日でしたが、その先生なら陣痛促進剤を打てる可能性が高いよとわざわざ報告に来てくれたり、気になっていた子宮口の進み具合を、朝7時ごろ確認してくれ、通常時は5cm、陣痛時は6cmだけど、厚さがペラペラということで陣痛促進剤を打ったらお産が進むと思いますとも言ってくれました。
実際、9時半ごろ主治医の先生の回診があり、陣痛促進剤の話をされました。良い陣痛もきてることからこのまま自然陣痛の進みを待っても良いと言われましたが、体力が無くなりかけていることから、確実に今日中に産みたいと思い、陣痛促進剤の使用をお願いしました。
そして、今日の午前10時から陣痛促進剤を利用することにしました。
使った促進剤はオキシトシンでした。オキシトシンは点滴で投与され、自然陣痛に近い子宮伸縮を伴います。効果は個人差があるみたいですが、私にはあっていて少量、投与開始2時間ほどで理想的な陣痛がきていました。
出産に繋がる陣痛はもちろん強烈ですが、5分間隔の陣痛に3日間も悩まされていた私は自分なりの陣痛を和らげる方法を見つけており、ようやくゴールの見えてきた陣痛に喜びを感じていました。
この段階での陣痛はソファーの前にイスを置きその椅子に浅めに座って、膝は前のソファーで動かないように固定し、両手を膝に起き、視線は1点に集中し、鼻から吸って口から吐き出す強めの呼吸を45回と徐々に通常時の呼吸に戻すための呼吸を5回ほどすることで過ごしていました。
必死に数を数えることに集中することで痛みを紛らわし、痛みに終わりがあることを感じることで乗り切っていました。
ただ2分間隔でくる強烈な陣痛に病院の昼食はほとんど食べれなかったので、別途旦那がコンビニで買ってきてくれたウィダインゼリーを飲んでいました。
お昼ご飯を終えた後の内診で子宮口は陣痛時で8cmでしたが、その内診の刺激で12時半ごろ破水し、分娩室に移動しました。
分娩室の椅子に座り子宮口が10cmに開くまで20分ほど陣痛に耐えましたが、この頃の陣痛が一番痛かったです。
呼吸法と物を握りしめることでなんとか耐えていました。
そして、13時ごろ分娩台に上がり、分娩台でも何回か陣痛に耐えながら今後の分娩の説明があった後、陣痛に合わせていきみが始まりました。
陣痛がきたらまずは軽く吸って吐いてを2回して、大きく息を吸い込みおへそを見ながら、おしりを持ち上げる感じで力を入れました。1回の陣痛で30秒くらいのいきみを2、3回しました。最初もっと短い時間しかいきんでなかったら助産師さんに長めにいきまないと進まないよと言われたので息が続く限り頑張りました。何回かいきむと陣痛の痛みは麻痺しており、とにかくいきむのに必死でした。
分娩台に上がってからは比較的スムーズで1時間かからないくらいで出産できたと思います。
ポイントはひたすら助産師さんの言うことを聞くことだと思います。
会陰切開はしました。
でも、麻酔を使ってもらえたので、産後傷口を縫うときに麻酔の効果が出にくい奥の方を縫うときにチクチク痛んだだけでした。
あとはお腹をぐりぐりされて胎盤を綺麗に出してもらったりした後はそのまま分娩台で2時間体を休めて、まずはおしっこをするように言われました。
お産で尿の感覚が鈍くなってるみたいで、感覚を取り戻すため3時間ごとにおしっこをするように言われました。
ちょっと怖かったですが、まだ麻酔が効いていたのか痛みはほぼなかったです。
あとは歩きにくいですが、2時間の休憩後は問題なく院内のコンビニまで歩いたりしていました。麻酔の効果が切れたのか、少し会陰切開した部分が痛んだので痛み止めも処方してもらいました。
そこまでの痛みではなかったですが、後陣痛も恐れていたので、処方してもらって良かったと思います。
陣痛がないときも痛みがひどかった腰も出産後は嘘のように痛くなくなり、骨盤ベルトを助産師さんにつけていただき3日ぶりにようやくぐっすり眠れました。
以上、長くなってしまいましたが、私の出産レポートになります
最後までお読みいただきありがとうございます