手順どおりパチンコを打つ。

しかし、ここで問題点が浮上

第4手順で「保留を2個以上保ったまま●●回転させる。その後その保留をすべて消化」

とかかれていた。

途中までやっていたが保留を2個以上保ったまま回転するもその指定された●●回転できるほど

回転が良くなく不可能。


あとから知ったことだがその機種は回転を維持するのが結構難しかったらしい

そんなことも知らずに何度も挑戦するも結局解除できないまま終了。


その後、会社に電話をし、帰宅。

その日もし収支を得ることができなかったら1週間は金欠


しかし、収支を得ることができなかった。


私は「収支を得ることができなかった」ことと「あと1週間どうやって生きていくか」二つのことで頭がいっぱいになった。


翌日会社から電話がきた。



昨日の出来事をもう一度一からすべて伝える。


「あの解除方法は本当に可能なのか?」

「方法ができたとして本当に当たるのか?」

「もう打ちに行きたくても生活費すらない」


いろいろと言った。

多少興奮していてどんな言い方をしたかは覚えてない。


とりあえず会社の人がまってくれと言って電話を切った後、また落胆した。



その数時間後電話が着た。

「今回のはちょっと難しかったのかもしれない」

「次はもっと簡単で楽にできるものを送る」

「しかし、また少しでも150万に近づけなくちゃいけない」

などと言い出した。


私はもうお金がないこと、生活にすら支障が出ていることなどを伝えるも、

ここまでやったんだからもうがんばるしかないと説得してくる。


もう逃げ出したかったがこの借金を背負っている状態が現実。


後には引けない感じが私にはあった。


会社の人が提案をだした。


消費者金融だ。

金利が低い消費者金融を紹介してきた。


私が、後に引けないことをしりながらぐいぐいとむりやり話を進めていく。

電話を切った数分後には消費者金融で10万円つくりまた振り込む。


しかし、まだ足りないと言ってきてインターネットで学生ローンも作らされる。

10万円を借入れ5万を会社に5万を自分の生活費にまわした。


この時点で会社に振り込んだのは50万円

自分の借金は60万近いものになっていた。


その後また、新しい解除方法が家に届いた。

学生ローンで借り入れ生活費にまわしたお金をあまり使わないようにしていたが

活動するのにはどうしてもお金が必要になる。


その解除方法を覚え

翌日うちに行く。

その日はバイトがあったため、バイトが始まるまでぎりぎりやろうと考えていた。

その考えも甘かった。




どうしてできない。。。。。。。。。




その日も解除できなかったらしい。


翌日会社の人には言わないでパチンコ店に行って勝手にその解除方法を試した。


出来なかった。


そのさらに翌日会社の人から連絡がきて打ちに行くことに。

その日は連休の初日でホールはにぎわっていた。


やっと台が空き打ち始めた。

解除方法ができたとおもった瞬間急に当たった!!


え!?

なんで!?

こんなに突発的にあたるものなの!?

私は混乱と嬉しさが混ざった変な感覚になった。





しかし、単発でおわってしまう。

たまたま当たっただけだったのだ。



そのあと、また解除方法を確認しつつ手順を消化していくもやはり出来ない。


会社に対して不信感しかわかない。



解除方法を電話で会社の人と確認したが間違っていないし、

自分が手順を消化できていないわけもない。


その日も無残にも終了。


会社の人が本当に解除できないないのか、もしくはその台が故障しているのではないかと確認をするため

翌日まで待ってくれと言いだした。




私はすでに無気力になりつつあり、適当な返事をして電話を切った。

もうその相手の声すらも聞きたくなかった。